宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/12/30 13:11 更新 M3の中規模フレアが発生しました。1936黒点群の活動は続いています。 担当 篠原 太陽の中心部の1936黒点群の活動が続いています。 昨夕、29日17時(世界時29日8時)にM3.1の中規模フレアを起こし、 その前後には、C3.1、C3.8、C5.1、C5.4、C4.6などの 大きめのCクラスフレアも起こしています。 活動の様子をSDO衛星AIA131の動画で紹介します。 最も明るく光っているのがM3フレアですが、 その他にもたくさんの輝きが発生しています。 この領域の活動にはこの後も注目して下さい。 太陽風は、350km/秒へ速度が下がり、 より低速の風になっています。 磁場強度は5nTと平均的な値で安定しています。 磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが、 南寄りになったり、北寄りになったり、 ゆっくりと変化しています。 このため、AE指数も300〜400nTの 小規模の変化が発生しています。 きれいなオーロラが見えていた地域もありそうです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 赤道域のコロナホールが、太陽の中心線に達しています。 3日後の1月2日頃から太陽風に影響が見られるかもしれません。 このコロナホールは、27日前(12月3日)と比べると、 面積がかなり大きくなっています。 このため、太陽風への影響も前周期より大きいものになりそうです。 2014年最初のオーロラの強まりを作ることになりそうです。 太陽放射線の強まりは、その後は低下が続いています。 既に警戒レベルを割っています。 SDO衛星AIA131による、1936黒点群のフレア活動の様子。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星AIA193による、太陽のコロナホールの27日間の変化。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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