宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/12/25 12:44 更新 太陽は穏やかになってきました。太陽風は低速ですが、弱い変化が来ています。 担当 篠原 太陽のフレアの発生は更に減り、 西に没しつつある1928黒点群でC1.2、C1.7、 東から現れた1936群でC1.5と 小さいCクラスフレアが発生しただけです。 X線のグラフは変化がなくなり、 全体の強度も下がっています。 黒点群も特に発達する様子はないので、 太陽は穏やかになりそうです。 太陽風は、昨日から今朝にかけて、 速度は300km/秒、磁場強度は4nTと 低速の穏やかな状態で安定していましたが、 今朝くらいから弱い変化が到来している様で、 磁場強度が5nTを超えて10nTに近づき、 速度も330km/秒へ小幅ですが上がっています。 大きく上がることはなさそうですが、 もうしばらく変化に注目して下さい。 磁気圏は概ね静穏ですが、 太陽風の磁場が弱い南向きで推移していたため、 AE指数にも小さい変化が見られていました。 現在は北寄りの傾向に変わっていますが、 磁場強度がある程度強まっているので、 南向きに振れるとオーロラの活動を強める可能性があります。 静穏な状態が続いていますが、 ライブカメラにも注目してみて下さい。 鹿児島高専は、先週の金曜日で授業が終わり、 冬休みに入っています。 連休が終わっても、学校はとても静かです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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