宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:18)
今日、C1.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/19 00:06 C1.8
12/18 --- ---
12/17 --- ---

黒点 12/19 (NOAA)
磁場 フレア
1917 4 βγ C2
1918 1 α ---
1920 1 α ---
1921 2 β ---
1928 21 βγ ---
1929 1 α ---
1930 7 β C2
1931 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:07 346 +0.9
-2 h 354 -1.9
-4 h 358 -2.4
-6 h 363 -0.5
-8 h 355 -3.4
-10 h 363 +3.3
-12 h 348 -3.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -13 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^1
12/19 0.2 8x10^1
12/18 0.4 5x10^1
12/17 0.5 5x10^1
12/16 0.4 2x10^1
12/15 1.7 3x10^1

静か 激しい 非常に


















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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/12/14 13:05 太陽風の磁場が南向きに強まっています。オーロラがある程度強まりそうです。
2013/12/15 13:23 太陽風は600km/秒の高速風になりました。
2013/12/16 12:20 高速の太陽風は終わりに近づいています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2013/12/17 14:02 太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽はCクラスのフレアが起きています。
2013/12/18 12:30 太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。太陽も概ね穏やかです。
最新のニュース

2013/12/19 13:18 更新
太陽風は低速で安定しています。小規模の磁気圏活動は起きている様です。

担当 篠原

17日から18日にかけて、太陽の南西の端で、
プロミネンスが美しく変化する様子が見られました。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。
空中をゆらゆらとプロミネンスが舞っています。
およそ1日かけて見られた現象です。


太陽は、中央に新しく現れた1928群が大きく目立っています。
また、東の端近くには1930、1931群などもあり、
太陽は再びにぎわってきています。

フレアの活動は、C1の小さいものが4回発生した程度で、
特に高まってはいません。


太陽風は、350km/秒と低速の状態で安定しています。
磁場強度は5nTと平均的な強さです。

太陽風磁場の南北成分は、南に頻繁に振れています。
磁気圏では、AE指数200〜300nT程度の
小規模の変化が時々発生している様です。

太陽風は穏やかな風が続くと考えられるので、
磁気圏も基本的には穏やかな状態が続くと思われます。



SDO衛星AIA304カメラによる、太陽の南西端のプロミネンスの様子。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。