宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/12/14 13:05 更新 太陽風の磁場が南向きに強まっています。オーロラがある程度強まりそうです。 担当 篠原 太陽風の磁場が強まって、南向きに大きく振れています。 これからオーロラの活動が強まる可能性があります。 太陽風の変化は、 昨夜、13日21時(世界時13日12時)に始まりました。 速度は280km/秒から330km/秒へ、 プラズマの密度は2個/cm^3から20個/cm^3程度へ、 大きな変化ではありませんが、それぞれ急に増加しました。 太陽のフレアなどによって発生した急な乱れかもしれません。 磁場強度は、最初に5nTを越えるくらいに強まりましたが、 その後も次第に高まって、今朝には10nTにまで強まりました。 すると、速度ももう一段上がり、 現在は、まだ低速の範囲ですが360km/秒に達しています。 磁場強度も現在は13nTにまで強まっています。 後半の変化は、前周期の太陽風に見られた様に、 コロナホールの影響も及んでいるかもしれません。 磁気圏への影響度を決める、太陽風磁場の南北成分は、 昨夜のうちは北寄りに推移していましたが、 今朝くらいから南向きに変わり、 一時的に-10nTにも振れる様な強い南向きになっています。 このため、磁気圏への影響も高まりそうです。 今のところ、AE指数は300nTくらいの小さい変化が 起き始めている程度ですが、 今後、500nTを超えて中規模の活動に繋がっていくかもしれません。 カナダ・イエローナイフやアラスカのライブカメラに注目して下さい。 前周期の太陽風は、速度が500km/秒台に高まりました。 今回もこれから上がるでしょうか。 太陽は、X線グラフの変化は弱くなり、活動度は下がっています。 黒点は、中央部の1917群、1918群、1920群が やや発達しているようです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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