宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:02)
昨日、C3.6の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/17 --- ---
12/16 17:37 C1.9
12:21 C3.6
12/15 18:07 C2.8

黒点 12/17 (NOAA)
磁場 フレア
1917 16 βγ C4
1918 6 β ---
1920 2 α ---
1921 7 β ---
1923 6 β ---
1925 4 β C1
1927 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:56 416 +1.1
-2 h 431 +0.8
-4 h 415 -1.6
-6 h 420 -0.7
-8 h 414 -0.0
-10 h 416 -0.5
-12 h 438 -3.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
12/17 0.5 3x10^1
12/16 0.4 2x10^1
12/15 1.7 3x10^1
12/14 0.8 1x10^3
12/13 0.6 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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沖縄磁場変動 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/12/12 10:07 太陽は黒点は多いですが穏やかです。太陽風は低速風になっています。
2013/12/13 13:42 太陽でCクラスのフレアが増えています。太陽風はかなり低速です。
2013/12/14 13:05 太陽風の磁場が南向きに強まっています。オーロラがある程度強まりそうです。
2013/12/15 13:23 太陽風は600km/秒の高速風になりました。
2013/12/16 12:20 高速の太陽風は終わりに近づいています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2013/12/17 14:02 更新
太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽はCクラスのフレアが起きています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夜のうちに400km/秒台前半に下がり、
現在は420km/秒と平均的な速度に戻っています。
磁場強度も3nTとやや弱まった状態で、
太陽風は穏やかになりました。

磁場の南北成分は、
0nTをはさんで南北に頻繁に振れています。
しかし、振れ幅は小さいため影響は限定的で、
磁気圏の活動度を表すAE指数は、
頻繁に変化していますが、200nT前後の小さい活動ばかりです。

27日周期の図を見ると、前周期の太陽風は、
低速の穏やかな状態がこれから10日近く続いています。

SDO衛星AIA193の太陽写真にもコロナホールは見られないため、
前周期同様に、太陽風の速度は更に下がって、
穏やかな風が当分続きそうです。


太陽では、1917黒点群のC3.6と、西の端で発生したC3.1の
小規模フレアが目立っています。
しかし、全体として特に活動が高まっている様子はありません。

西の端のフレアに伴って、CMEの噴出が起きています。
SOHO衛星LASCO C3の動画を掲載します。
横に向かっているので、地球への影響はありません。

この写真の左端から、夏の天の川が姿を現し始めていて、
印象的です。



C3.1の小規模フレアに伴って発生したCM。写真の左端から夏の天の川が現れています。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。