宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2013/12/17 14:02 更新 太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽はCクラスのフレアが起きています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜のうちに400km/秒台前半に下がり、 現在は420km/秒と平均的な速度に戻っています。 磁場強度も3nTとやや弱まった状態で、 太陽風は穏やかになりました。 磁場の南北成分は、 0nTをはさんで南北に頻繁に振れています。 しかし、振れ幅は小さいため影響は限定的で、 磁気圏の活動度を表すAE指数は、 頻繁に変化していますが、200nT前後の小さい活動ばかりです。 27日周期の図を見ると、前周期の太陽風は、 低速の穏やかな状態がこれから10日近く続いています。 SDO衛星AIA193の太陽写真にもコロナホールは見られないため、 前周期同様に、太陽風の速度は更に下がって、 穏やかな風が当分続きそうです。 太陽では、1917黒点群のC3.6と、西の端で発生したC3.1の 小規模フレアが目立っています。 しかし、全体として特に活動が高まっている様子はありません。 西の端のフレアに伴って、CMEの噴出が起きています。 SOHO衛星LASCO C3の動画を掲載します。 横に向かっているので、地球への影響はありません。 この写真の左端から、夏の天の川が姿を現し始めていて、 印象的です。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |