宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/12/13 13:42 更新 太陽でCクラスのフレアが増えています。太陽風はかなり低速です。 担当 篠原 太陽では、Cクラスの小規模フレアの発生頻度が上がっています。 最大はC5.9で、以降、C4.8、C4.6、C3.4などが続き、 Cクラスのフレアは8回ほどに達しています。 発生地点は、南西(右下)の1912黒点群、中央の1917群、 東寄りの1921群などです。 SDO衛星AIA193の動画で、 12日前半(世界時)のフレアの様子を紹介します。 これらのフレアに伴って、CMEも発生しています。 SOHO衛星LASCO C3の動画では、 右下や下に向かってコロナの噴き出しが起きています。 噴出は主に下に向かっている様なので、 地球への影響は到来しても小規模でしょう。 フレアの発生は、この後も続きそうです。 太陽風は、速度が更に下がり、 270km/秒とかなり遅い状態になっています。 磁場強度も2nTに弱まったままです。 磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化していません。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは次第に西側に進んでいます。 27日周期の図を見ると、 前周期ではコロナホールの影響が既に始まっていましたが、 今回はまだ変化は見られません。 コロナホールの位置から、 変化の始まりは明日に遅れるかもしれません。 今後、太陽風磁場の強まりや、 それに続いて速度の高まりが到来して、 磁気圏のオーロラ活動も強まる可能性があります。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SOHO衛星LASCO C3カメラによる、CMEの噴出の様子。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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