宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/12/12 10:07 更新 太陽は黒点は多いですが穏やかです。太陽風は低速風になっています。 担当 篠原 太陽黒点群の数が10個に増えています。 多くの黒点が、西の端から東の端にかけて散らばっていて、 太陽面はにぎわっています。 フレアの活動はそれほど活発ではなく、 C1〜2の小さい規模のものが、 西の1916群や中央の1917群などで発生した程度です。 小さい変化はあちこちで起きているので、 今後規模が大きくなる様だと、注意が必要になるでしょう。 太陽風は、更に速度が下がって(ACEの図の黄色線)、 320km/秒とだいぶ遅い風になっています。 磁場強度(白線)も2nTに下がって、弱まっています。 磁気圏も静穏です。 AE指数は小規模の変化も起きていますが、 全体としては、ほとんど変化していません。 SDO衛星AIA193を見ると、北半球のコロナホールは、 ちょうど太陽の中央部に広がっています。 今後はここからの影響に注目して下さい。 27日周期の図の前周期の変化を参考にすると、 明日くらいから速度の上昇が始まるかもしれませんが、 一方、昨日の記事に書いたように、 コロナホールの進み方が前周期よりも遅れているので、 高速風の到来も1日程度先になるかもしれません。 速度変化に先立って太陽風の磁場強度が高まると、 南向きに強く振れた場合にオーロラの活動も強まります。 オーロラのライブカメラにも注目して下さい。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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