宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:29)
今日、C2.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/11 05:02 C2.3
12/10 01:51 C2.6
12/ 9 20:12 C2.9
12:24 C2.1

黒点 12/11 (NOAA)
磁場 フレア
1912 1 α ---
1916 27 βγ C2
1917 18 β C3
1918 8 β ---
1919 3 β ---
1920 1 α C2
1921 2 α C3
1922 14 βγ ---
1923 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:18 370 -0.9
-2 h 376 -0.7
-4 h 376 -0.6
-6 h 374 -0.3
-8 h 402 +0.3
-10 h 396 +1.0
-12 h 407 -0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -14 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
12/11 0.2 4x10^2
12/10 0.3 2x10^2
12/ 9 0.2 1x10^2
12/ 8 0.3 4x10^2
12/ 7 0.3 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/12/ 6 14:09 太陽でC5程度の活動が続いています。太陽風は低速ですが、これから高まるかもしれません。
2013/12/ 7 13:39 太陽風は低速風が続いています。太陽ではCクラスのフレアが続いています。
2013/12/ 8 09:48 太陽風の磁場が強まりオーロラの活動もやや高まっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2013/12/ 9 11:20 太陽風磁場が強く南を向き、磁気圏の活動が高まりました。
2013/12/10 14:00 11月の黒点数は77.6でした。太陽風は穏やかです。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2013/12/11 12:29 更新
太陽風は低速になりつつあり、磁気圏も静かです。

担当 篠原

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真の北半球側で、
コロナホールが太陽の中心線に達しています。

このコロナホールの位置を、27日前の写真と比べてみます。
すると、27日前の11月14日には、
コロナホールは既に中心線を越えて、
太陽の西側にせり出していました。
27日周期の図で、その後の太陽風の変化を見ると、
2日後の11月16日から、速度の高まりが発生しています。

今回、コロナホールの進み方が一日分ほど遅れていると考えると、
太陽風変化の到来も一日遅れて、
3日後の14日頃になるかもしれません。
今週の後半にかけて、
太陽風変化の到来のタイミングに注目して下さい。


現在の太陽風は、速度(ACEのグラフの黄色線)がもう一段下がって、
370km/秒と低速の風に変わりつつあります。
磁場強度(白線)は3〜4nTとやや弱まっています。

太陽風磁場の南北成分(赤線)は、
グラフの前半では、
昨日の続きで南向き(マイナス向き)に振れていますが、
その後は0nT付近で変化するようになっています。

磁気圏の変化もこれに合わせて、
AE指数の前半には小規模の変化が発生していますが、
以降は静かになっています。

太陽風の速度が下がってきていることもあり、
今後の磁気圏の活動は、弱い変化になりそうです。


太陽は、東半球から黒点群が次々と現れて、
賑やかになっています。

しかし、目立ったフレアの発生はなく、
C1からC2の小さい変化が数回発生した程度です。

東端の向こう側には、まだ新しい活動領域があるようです。
既に現れている黒点群とともに、活動の様子に注目して下さい。




SDO衛星のAIA193カメラによる、27日前のコロナホールとの比較。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。