宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:00)
今日、C2.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/10 01:51 C2.6
12/ 9 20:12 C2.9
12:24 C2.1
12/ 8 19:00 C2.2
02:32 C2.1

黒点 12/10 (NOAA)
磁場 フレア
1909 1 α ---
1912 2 α ---
1916 20 βγ ---
1917 10 β C3
1918 4 β ---
1919 5 β ---
1920 1 α C2
1921 2 α C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:56 404 -2.5
-2 h 410 -2.6
-4 h 414 -0.0
-6 h 406 +0.9
-8 h 421 -1.2
-10 h 431 -0.6
-12 h 433 -1.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -18 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -24 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^1
12/10 0.3 2x10^2
12/ 9 0.2 1x10^2
12/ 8 0.3 4x10^2
12/ 7 0.3 4x10^2
12/ 6 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/12/ 5 10:15 太陽でフィラメント噴出が発生しています。太陽風は低速になっています。
2013/12/ 6 14:09 太陽でC5程度の活動が続いています。太陽風は低速ですが、これから高まるかもしれません。
2013/12/ 7 13:39 太陽風は低速風が続いています。太陽ではCクラスのフレアが続いています。
2013/12/ 8 09:48 太陽風の磁場が強まりオーロラの活動もやや高まっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2013/12/ 9 11:20 太陽風磁場が強く南を向き、磁気圏の活動が高まりました。
最新のニュース

2013/12/10 14:00 更新
11月の黒点数は77.6でした。太陽風は穏やかです。イエローナイフのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

今月は紹介するのが遅れてしまいましたが、
SIDCによると、11月の太陽黒点相対数は77.6と、
10月よりは下がりましたが、
第24活動周期の中では高い値を保ちました。

今日の可視光写真でも、東の端から大きい黒点が現れたり、
黒点群番号が付くかどうか分かりませんが、
小さい黒点があちこちに出現したりしています。
黒点数が増加している状況は続いている様です。


その太陽では、C1〜2の小規模フレアが6回ほど発生しています。

1920、1921黒点群は現れたばかりですが、
GOES衛星のX線写真では、小さい活動を頻繁に起こしているようです。
今後どの様な活動をするのか、しばらく注目して下さい。


太陽風は、速度がゆっくりと下がり続け、
ちょうど400km/秒と平均的な状態に戻ったところです。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱めで安定しています。

磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが、
-2〜-3nTと南寄りに推移しています。
このため、AE指数は300〜500nTの小規模の変動が発生しています。
極域ではある程度にぎやかにオーロラが見られたのではないでしょうか。



これよりもう一日前、
昨日のニュースのオーロラと同じ夜にあたりますが、
カナダの高坂雄一さんより、
現地8日未明のイエローナイフのオーロラ写真をいただきました。

一昨日に紹介した写真と同じく、
テントの上に広がるオーロラの輝きが見事です。
その他にも多くの写真がこちらのページで紹介されています。
すごく楽しそうな光景です。
どうもありがとうございました。


SDO衛星AIA193の太陽写真では、
北半球側にコロナホールが広がっています。
明日には太陽の中心線に達しそうです。
4日後くらいから、
この領域による太陽風の変化が始まるかもしれません。





太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:SIDC、作図:宇宙天気ニュース


高坂雄一さんにより12月8日未明にイエローナイフで撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。