宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/12/ 8 09:48 更新 太陽風の磁場が強まりオーロラの活動もやや高まっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 カナダの高坂雄一さんより、 イエローナイフのオーロラ写真をいただきました。 現地7日の未明の撮影とのことで、 午前2時頃まで吹雪いていたのが、急に晴れて、 クリスマスカラーのきれいなオーロラが、 午前5時を過ぎても現れ続けたそうです。 雪原に明かりの点いたテントとともに、 とても雰囲気のある写真ですね。 クリスマスカラーとのことですが、 緑と赤の光がくっきり分かれてきれいに見えています。 どうもありがとうございます。 前周期と比べると1日半ほど遅れましたが、 昨夜くらいから太陽風に変化が始まっています。 太陽風の磁場強度は、 今日の早朝に15nTを少し超えるくらいまで高まり、 現在も12nTに強まった状態です。 速度も同様に変化して、昨日は300km/秒台の低速風でしたが、 現在は430km/秒と平均的な速さですが、 昨日よりも高まっています。 太陽風磁場の南北成分は、 強度が上がるとともに、南北に大きく振れるようになり、 -10nTに達する強い南向きの変化も発生しています。 このため、磁気圏の活動も強まり始めていて、 AE指数には500nTくらいの変化が記録されています。 この後も、磁場の南向きの変動が続けば、 速度も高まりつつあるので、 オーロラの活動はより活発になる可能性があります。 SDO衛星AIA193を見ると、 コロナホールは西の端に遠ざかりつつあります コロナホールの広さはそれほどではなかったので、 太陽風の変化は比較的短い時間で終わりそうです。 27日周期の図では、前周期の変化も2日ほどでした。 太陽は、西側に進んでいる1909黒点群で 7日16時半(世界時7日7時半)にM1.2の中規模フレアが発生しました。 1909群は、黒点としてはだいぶ小さくなっています。 (c) 高坂雄一氏 高坂雄一さんにより12月7日未明にイエローナイフで撮影されたオーロラ。 (c) 高坂雄一氏 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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