宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:48)
今日、C2.1の小規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風南向き磁場が非常に強まっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 8 02:32 C2.1
12/ 7 16:15 M1.2
13:30 C3.3
08:31 C4.3
12/ 6 18:36 C2.2
15:33 C2.7
02:33 C6.7

黒点 12/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
1909 7 β M1
1912 1 α ---
1915 4 β ---
1916 34 βγ C3
1917 8 β C4

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:36 423 -9.8
-2 h 414 -1.3
-4 h 359 +3.5
-6 h 345 -1.8
-8 h 346 +2.7
-10 h 333 +2.3
-12 h 323 -0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -4 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
12/ 8 0.3 4x10^2
12/ 7 0.3 4x10^2
12/ 6 0.3 2x10^2
12/ 5 0.3 1x10^2
12/ 4 0.3 7x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/12/ 3 12:59 太陽風は平均的な速さに戻りました。太陽も穏やかです。
2013/12/ 4 12:39 太陽風磁場が南向きに振れて、オーロラの活動が強まりました。
2013/12/ 5 10:15 太陽でフィラメント噴出が発生しています。太陽風は低速になっています。
2013/12/ 6 14:09 太陽でC5程度の活動が続いています。太陽風は低速ですが、これから高まるかもしれません。
2013/12/ 7 13:39 太陽風は低速風が続いています。太陽ではCクラスのフレアが続いています。
最新のニュース

2013/12/ 8 09:48 更新
太陽風の磁場が強まりオーロラの活動もやや高まっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

カナダの高坂雄一さんより、
イエローナイフのオーロラ写真をいただきました。
現地7日の未明の撮影とのことで、
午前2時頃まで吹雪いていたのが、急に晴れて、
クリスマスカラーのきれいなオーロラが、
午前5時を過ぎても現れ続けたそうです。

雪原に明かりの点いたテントとともに、
とても雰囲気のある写真ですね。
クリスマスカラーとのことですが、
緑と赤の光がくっきり分かれてきれいに見えています。
どうもありがとうございます。



前周期と比べると1日半ほど遅れましたが、
昨夜くらいから太陽風に変化が始まっています。

太陽風の磁場強度は、
今日の早朝に15nTを少し超えるくらいまで高まり、
現在も12nTに強まった状態です。
速度も同様に変化して、昨日は300km/秒台の低速風でしたが、
現在は430km/秒と平均的な速さですが、
昨日よりも高まっています。

太陽風磁場の南北成分は、
強度が上がるとともに、南北に大きく振れるようになり、
-10nTに達する強い南向きの変化も発生しています。

このため、磁気圏の活動も強まり始めていて、
AE指数には500nTくらいの変化が記録されています。

この後も、磁場の南向きの変動が続けば、
速度も高まりつつあるので、
オーロラの活動はより活発になる可能性があります。

SDO衛星AIA193を見ると、
コロナホールは西の端に遠ざかりつつあります
コロナホールの広さはそれほどではなかったので、
太陽風の変化は比較的短い時間で終わりそうです。
27日周期の図では、前周期の変化も2日ほどでした。


太陽は、西側に進んでいる1909黒点群で
7日16時半(世界時7日7時半)にM1.2の中規模フレアが発生しました。
1909群は、黒点としてはだいぶ小さくなっています。



高坂雄一さんにより12月7日未明にイエローナイフで撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


高坂雄一さんにより12月7日未明にイエローナイフで撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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