宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:39)
今日、C4.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 7 08:31 C4.3
12/ 6 18:36 C2.2
15:33 C2.7
02:33 C6.7
12/ 5 23:55 C5.8
20:19 C4.9
05:14 C6.2

黒点 12/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
1908 2 α ---
1909 10 β C7
1911 1 α ---
1912 1 β ---
1915 10 β ---
1916 21 βγ C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:26 317 -3.9
-2 h 329 -0.7
-4 h 333 -3.0
-6 h 331 -2.4
-8 h 331 -2.5
-10 h 332 -1.6
-12 h 337 -0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -12 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
12/ 7 0.3 4x10^2
12/ 6 0.3 2x10^2
12/ 5 0.3 1x10^2
12/ 4 0.3 7x10^1
12/ 3 0.3 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/12/ 2 12:05 太陽風は450km/秒とやや高速です。太陽も比較的穏やかです。
2013/12/ 3 12:59 太陽風は平均的な速さに戻りました。太陽も穏やかです。
2013/12/ 4 12:39 太陽風磁場が南向きに振れて、オーロラの活動が強まりました。
2013/12/ 5 10:15 太陽でフィラメント噴出が発生しています。太陽風は低速になっています。
2013/12/ 6 14:09 太陽でC5程度の活動が続いています。太陽風は低速ですが、これから高まるかもしれません。
最新のニュース

2013/12/ 7 13:39 更新
太陽風は低速風が続いています。太陽ではCクラスのフレアが続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日から今朝にかけて、
340km/秒から330km/秒へゆっくりと下がり、
今日の昼頃にもう一段下がって、
310km/秒とかなり遅い風になっています。

磁場強度は、2nTから5nTへ上がっていますが、
平均的な強さに戻った程度の変化です。

高速太陽風の到来が近いのではと考えていましたが、
反対に、低速の穏やかな太陽風が続いています。
SDO衛星AIA193では、
コロナホールは太陽の西側(右側)にだいぶ移動しています。
影響の到来は遅れているのか、このまま来ないのか、
引き続き注目してください。


太陽風は穏やかですが、磁場の南北成分は
ACEのグラフの後半から南向きに振れています。
このため、AE指数の変化としては小さいですが、
弱い磁気圏活動が発生していています。


太陽では、C1〜4の小規模フレアが、東端で発生しています。
可視光写真では、黒点群が顔を出していますが、
この領域で発生しているのでしょうか。
こちらも今後の活動に注目してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。