宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:09)
今日、C6.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 6 02:33 C6.7
12/ 5 23:55 C5.8
20:19 C4.9
05:14 C6.2
12/ 4 13:37 C4.7
09:22 C6.9

黒点 12/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
1908 1 α ---
1909 19 β C7
1911 1 α ---
1912 1 α ---
1915 9 β ---
1916 12 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:56 344 +0.2
-2 h 346 -0.6
-4 h 354 +0.1
-6 h 345 +1.3
-8 h 343 +1.8
-10 h 336 -1.3
-12 h 340 -1.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -11 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
12/ 6 0.3 2x10^2
12/ 5 0.3 1x10^2
12/ 4 0.3 7x10^1
12/ 3 0.3 3x10^1
12/ 2 0.3 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/12/ 1 13:04 アイソン彗星は消えかけています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2013/12/ 2 12:05 太陽風は450km/秒とやや高速です。太陽も比較的穏やかです。
2013/12/ 3 12:59 太陽風は平均的な速さに戻りました。太陽も穏やかです。
2013/12/ 4 12:39 太陽風磁場が南向きに振れて、オーロラの活動が強まりました。
2013/12/ 5 10:15 太陽でフィラメント噴出が発生しています。太陽風は低速になっています。
最新のニュース

2013/12/ 6 14:09 更新
太陽でC5程度の活動が続いています。太陽風は低速ですが、これから高まるかもしれません。

担当 篠原

太陽では、東端で長い時間続くフレアが発生して、
X線グラフでC5程度の変動になっています。
現在の可視光写真では白斑が見えているだけですが、
この向こう側から活動的な領域が現れるのかもしれません。

また、太陽の西側の1909黒点群では、
C6.7のフレアが発生しています。
中央の1916群も発達していて、
この後の変化にも注目してください。


太陽風は、350km/秒前後の低速の風が続いています。
ACEのグラフでは変化が目立って見えますが、
縦の幅が小さくなっているためで、速度としては安定しています。

磁場強度は4nTから2nTに下がり、弱まっていて、
太陽風は穏やかです。

磁気圏も概ね静穏です。
AE指数の前半に小規模の変化が見られますが、
昨日見られた太陽風磁場の南寄り傾向の最後の影響です。
以降の磁場南北成分は0nT付近になり、
磁気圏も静かになっています。


27日周期の図の11月9日の太陽風の変化に見られるように、
コロナホールの影響が近づいている可能性があります。
現在の太陽風は穏やかですが、
これから磁場強度が強まるなどの変化が始まるかもしれません。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。