宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/12/ 6 14:09 更新 太陽でC5程度の活動が続いています。太陽風は低速ですが、これから高まるかもしれません。 担当 篠原 太陽では、東端で長い時間続くフレアが発生して、 X線グラフでC5程度の変動になっています。 現在の可視光写真では白斑が見えているだけですが、 この向こう側から活動的な領域が現れるのかもしれません。 また、太陽の西側の1909黒点群では、 C6.7のフレアが発生しています。 中央の1916群も発達していて、 この後の変化にも注目してください。 太陽風は、350km/秒前後の低速の風が続いています。 ACEのグラフでは変化が目立って見えますが、 縦の幅が小さくなっているためで、速度としては安定しています。 磁場強度は4nTから2nTに下がり、弱まっていて、 太陽風は穏やかです。 磁気圏も概ね静穏です。 AE指数の前半に小規模の変化が見られますが、 昨日見られた太陽風磁場の南寄り傾向の最後の影響です。 以降の磁場南北成分は0nT付近になり、 磁気圏も静かになっています。 27日周期の図の11月9日の太陽風の変化に見られるように、 コロナホールの影響が近づいている可能性があります。 現在の太陽風は穏やかですが、 これから磁場強度が強まるなどの変化が始まるかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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