宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/12/ 5 10:15 更新 太陽でフィラメント噴出が発生しています。太陽風は低速になっています。 担当 篠原 太陽の北半球側の中緯度域で、 フィラメントの噴出が発生しています。 SDO衛星AIA304によって、 ちょうど噴き上がったところまで撮影されています。 この噴出はCMEとなって周囲に広がっていきそうです。 今後、SOHO衛星のLASCO C2、C3カメラで 確認することができるでしょう。 斜め上に向かって飛び出している様なので、 地球へはあまり向かってこないかもしれません。 太陽では、4日13時半(世界時4日4時半)に西端でC4.7、 5日5時(世界時4日20時)に東端でC6.2と、 両端で少し大きいCクラスフレアが発生しています。 太陽の東の端からは白斑が分布する領域が現れていますが、 黒点も見えてくるのでしょうか。 太陽風は、速度が400km/秒を割って、 350km/秒と低速状態に下がっています。 10nT近くに強まっていた磁場強度も、 昨夜以降低下して、5nTと平均的な状態に戻っています。 磁場の南北成分は、振れ幅は小さくなっていますが、 グラフの後半から南寄りに振れる様になっています。 このため、磁気圏の活動度を表すAE指数のグラフも、 後半に小さい変化が見られるようになっています。 国立極地研究所のLongyearbyeの全天カメラでも、 きれいなオーロラの活動が撮影されています。 太陽風は一旦落ち着きましたが、 明日以降、コロナホールの影響が到来する可能性があります。 27日周期の図の、前周期の11月9日に始まる高速太陽風の回帰です。 この時は、活発なオーロラの活動も発生しています。 太陽風の変化が始まったらライブカメラにも注目して下さい。 太陽の北半球側でフィラメント噴出が発生しています。SDO衛星AIA304による。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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