宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/12/ 3 12:59 更新 太陽風は平均的な速さに戻りました。太陽も穏やかです。 担当 篠原 STEREO Ahead衛星HI1カメラによる、 アイソン彗星の太陽通過前後の様子を紹介します。 30日まで高解像度の写真になったので、 接近後の彗星もきれいに見えていますが、 その姿はとても淡くなっています。 太陽風は、450km/秒から400km/秒に速度が下がり、 平均的な状態に戻っています。 磁場強度も10nTから7nTくらいに下がり、 やや強まっているくらいです。 今回の太陽風の高まりは終わりつつあるようです。 磁気圏の活動は静穏で、AE指数は全く変化していません。 太陽風は一旦穏やかになり、 次の変化は、今日のSDO衛星AIA193の中心部に見える コロナホールの影響になりそうです。 今日の写真で中央に達しつつあるので、 3〜4日後くらいに変化が到来する可能性があります。 太陽は、C1〜2の小規模フレアが2回発生した程度で、 全体としては穏やかです。 (c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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