宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:05)
昨日、C1.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 2 --- ---
12/ 1 20:17 C1.4
11/30 --- ---

黒点 12/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
1907 3 α ---
1908 12 βγ ---
1909 23 βγ C1
1910 8 β ---
1911 8 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 453 +6.0
-2 h 458 +3.1
-4 h 450 +7.0
-6 h 466 +6.7
-8 h 467 +6.0
-10 h 473 +4.5
-12 h 494 +6.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -12 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
12/ 2 0.2 3x10^1
12/ 1 0.3 4x10^1
11/30 0.4 5x10^1
11/29 0.3 3x10^1
11/28 0.3 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/11/27 12:32 太陽、太陽風は穏やかです。アイソン彗星がSOHO衛星でも見えています。
2013/11/28 12:10 アイソン彗星の太陽最接近は明日の早朝です。太陽風、磁気圏は穏やかです。
2013/11/29 10:30 アイソン彗星は今朝太陽に最接近しました。現在の太陽風はかなり低速です。
2013/11/30 09:32 太陽接近後のアイソン彗星をどうぞ。太陽風は低速ですが、磁気圏活動がやや高まりました。
2013/12/ 1 13:04 アイソン彗星は消えかけています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2013/12/ 2 12:05 更新
太陽風は450km/秒とやや高速です。太陽も比較的穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨日のニュース以降500km/秒以上に上がることはなく、
次第に下がって、現在は450km/秒とやや高速の状態です。
一方、磁場強度は、10nTに高まったままで安定しています。

太陽風の強まりとしては、後半に入っているのでしょうか。

太陽風磁場の南北成分は、
ACEの図の初めの頃までは南寄りでしたが、
以降、北向きに変わっています。
このため、磁気圏の活動も、
AE指数のグラフの最初に500nTくらいの変化が起きていますが、
以降は全く変化がなくなっています。

この最初の頃のオーロラの様子を、北極海の島、
スバールバル島のLongyearbyenの全天カメラで紹介します。


SDO衛星AIA193では、
太陽の中心部の東寄りにコロナホールが見えています。
4〜5日ほど経つと、この領域の影響による高速太陽風が
やって来る可能性があります。


太陽は、南東の端と北西部でC1の小さいフレアが発生した程度で、
全体としては穏やかです。
黒点群はいくつもあり、
小さい変動はそれぞれ起きているのですが、
目立つ規模には達していません。



ノルウェー・スバールバル島のLongyearbyenで全天カメラによって撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。