宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/12/ 2 12:05 更新 太陽風は450km/秒とやや高速です。太陽も比較的穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュース以降500km/秒以上に上がることはなく、 次第に下がって、現在は450km/秒とやや高速の状態です。 一方、磁場強度は、10nTに高まったままで安定しています。 太陽風の強まりとしては、後半に入っているのでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、 ACEの図の初めの頃までは南寄りでしたが、 以降、北向きに変わっています。 このため、磁気圏の活動も、 AE指数のグラフの最初に500nTくらいの変化が起きていますが、 以降は全く変化がなくなっています。 この最初の頃のオーロラの様子を、北極海の島、 スバールバル島のLongyearbyenの全天カメラで紹介します。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部の東寄りにコロナホールが見えています。 4〜5日ほど経つと、この領域の影響による高速太陽風が やって来る可能性があります。 太陽は、南東の端と北西部でC1の小さいフレアが発生した程度で、 全体としては穏やかです。 黒点群はいくつもあり、 小さい変動はそれぞれ起きているのですが、 目立つ規模には達していません。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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