宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/11/28 12:10 更新 アイソン彗星の太陽最接近は明日の早朝です。太陽風、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 アイソン彗星は、更に太陽に近づいています。 STEREO AheadのHI1、STEREO BehindのCOR2、 SOHOのLASCO C3による彗星接近の様子をご覧下さい。 これから明日にかけて、STEREO AheadのCOR2や、 SOHOのLASCO C2などのカメラにも彗星が現れ、 最接近時はSDO衛星でも彗星の様子が見えるかもしれません。 STEREO衛星の解説ページや、 NASAのアイソン彗星ページ などを参考に、明朝の最接近をはさんだ アイソン彗星の動きや変化をお楽しみ下さい。 太陽は、黒点が賑やかさを少し取り戻しています。 1907黒点群がやや大きくなり、 南東の端からは1908群、1909群が現れています。 フレアの発生は、今のところ特にありませんが、 今後の変化に注目して下さい。 太陽風は300km/秒前後と低速の状態が続いています。 磁場強度は5nTと平均的な強さで安定していて、 南北成分もほとんど北向きです。 このため磁気圏は静穏で、AE指数は全く変化していません。 宇宙天気も含めて、 アイソン彗星の通過を静かに見守っているかの様です。 明日のニュースではどの様な写真を紹介できるのか、 今から楽しみにしています。 (c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) STEREO Behind衛星CO2カメラに入ってきたアイソン彗星。写真の左の明るい星は木星。 (c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SOHO衛星LASCO C3カメラによる、太陽へ接近するアイソン彗星。 (c) SOHO (ESA & NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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