宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:34)
今日、C2.5の小規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/23 02:47 C2.0
01:18 C2.5
11/22 23:21 C3.6
11/21 19:50 M1.2
01:57 C6.4

黒点 11/23 (NOAA)
磁場 フレア
1896 1 α ---
1897 1 β C6
1899 8 β ---
1903 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:26 337 -2.2
-2 h 318 +0.4
-4 h 326 +0.3
-6 h 321 -1.2
-8 h 323 -0.8
-10 h 331 +3.8
-12 h 337 +3.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -13 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
11/23 0.3 1x10^2
11/22 0.5 1x10^2
11/21 0.7 1x10^2
11/20 4.0 8x10^1
11/19 2.3 7x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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AE指数 (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/11/18 12:18 Cクラスのフレアが続いています。高速の太陽風は終わっています。
2013/11/19 09:49 Cクラスのフレアが続いています。1899黒点群は肉眼で見つけられます。
2013/11/20 08:38 太陽の西端でX1.0の大規模フレアが発生しました。CMEも噴出しています。
2013/11/21 13:07 太陽の活動は落ち着きそうです。STEREO衛星でアイソン彗星が見えています。
2013/11/22 13:17 アイソン彗星がSTEREO HI1に見えてきました。太陽風は低速になり、磁気圏も静穏です。
最新のニュース

2013/11/23 10:34 更新
太陽の東端でCクラスフレアが起きています。今朝のアイソン彗星の写真をどうぞ。

担当 篠原

今朝の鹿児島はとても良い天気で、
5時半から6時にかけてアイソン彗星を撮影することができました。
望遠鏡による拡大写真と、望遠レンズによる少し広い写真を掲載します。
今回は撮影が忙しくて、じっくり眺める時間がなかったのですが、
空の透明度が高かったため、
低い高度の割に双眼鏡でも簡単に見つけることができました。

アイソン彗星はだいぶ太陽に近づいているため、
空が明るくなるのも早く、
撮影枚数を重ねるにつれて空がぐんぐん明けていくのを感じました。

STEREO Ahead衛星によるアイソン彗星の動きも紹介します。
太陽最接近まであと9日です。



太陽は、昨夜より今朝にかけて、
東の端の南北でC1〜3の小規模フレアが5回発生しています。
活動的な領域がここにあるようで、
可視光写真では白斑など一部が見えています。


太陽風は、低速の風が続いていますが、
ACEの速度データが280〜350km/秒の範囲で変動していて、
正しい状況が分かりません。
磁場強度は4nTから6nTに少し上がった程度です。

磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化していません。



11月23日朝に鹿児島で撮影したアイソン彗星。
(c) 篠原学


11月23日朝の東の空のアイソン彗星(右)と水星(左)。
(c) 篠原学


STEREO AheadのHI2、HI1によるアイソン彗星。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。