宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/11/24 10:01 更新 太陽でMクラスのフレアが2回発生し活動度が高まっています。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽では、西の端に近づいた1899黒点群のすぐ上に、 新しく1904黒点群が発生しました。 この2つの群は活発にフレアを起こしています。 1904黒点群は、23日11時(世界時23日2時)にM1.0、 23日22時(世界時23日13時)にM1.0と 2つの中規模フレアを起こしています。 1899群も、C3.9、C5.4とやや大きい小規模フレアを起こしています。 更に、北東の端からは1905黒点群が現れて、 C1.9、C2.2、C3.3と小規模フレアを起こしています。 GOES衛星のX線グラフは、 昨日から再びにぎやかに変化をしています。 しかし、1899群と1904群はこのあとすぐに沈んでしまうので、 今後の太陽活動は1905群の変化に注目することになります。 太陽風は、昨日のニュースの後に磁場強度が高まって、 10nTに上がり、昨日いっぱいこの状態が続きました。 現在は5nTと平均的な値に戻っています。 太陽風の速度は、350km/秒と低速のまま安定しています。 小規模のCMEの影響が流れて来た様です。 磁場強度が高まった頃に、南北成分が南向きに振れて、 磁気圏の活動を強めています。 AE指数では300〜500nTの小規模の変化が数時間発生しています。 太陽風の速度が遅いこともあって、 変化としてはあまり大きくならなかった様です。 現在は磁場強度も下がり、穏やかな太陽風に戻っています。 磁気圏の変化も静穏です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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