宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/11/19 09:49 更新 Cクラスのフレアが続いています。1899黒点群は肉眼で見つけられます。 担当 篠原 1899黒点群は、太陽の中心で今日も大きな姿を見せています。 鹿児島はまだ曇り空なのですが、 雲間から太陽が顔を出した時に挑戦したところ、 日食メガネで黒点を見つけることができました。 ちょうど太陽の真ん中なので、探すのも楽な様です。 これだけ大きい黒点はいつでも見られる訳ではないので (次は何年後だったということになるかもしれません)、 日食メガネなどを使って安全に、観望に挑戦して下さい。 昨夜、18日22時半(世界時18日13時半)に、 1893黒点群でC7.0と大きめの小規模フレアが発生し、 その他に、1897、1893、1900などの黒点群で、 C1〜3程度のフレアが10回程度起きています。 フレアの頻度は高いのですが、 大きい現象は少なくなっている印象です。 また、活発にフレアを起こしていた黒点群たちは 次第に西の端に近づいていて、もう3日ほど経つと、 太陽は穏やかになるかもしれません。 太陽風は更に速度が下がり、360km/秒と低速の風に変わっています。 磁場強度も2〜3nTと弱まった状態です。 磁気圏は概ね静穏で、 AE指数は、100nTの小さい変化が記録されているくらいです。 SDO衛星AIA193には、コロナホールは見られず、 しばらく低速の穏やかな太陽風が続きそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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