宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/11/18 12:18 更新 Cクラスのフレアが続いています。高速の太陽風は終わっています。 担当 篠原 1899黒点群は、太陽の中央で大きい姿を保っています。 この大きさであれば、 日食メガネを使って肉眼で見つけられる可能性があります。 鹿児島は今日も曇りのため、確認できないのが残念です。 太陽では、Cクラスの小規模フレアが続いています。 最大のフレアは、1900群で17日14時(世界時17日5時)に起きたM1.0で、 その後、南西側の1893黒点群や1900黒点群で、 C1からC4.9にかけてのCクラスフレアが8回ほど発生しています。 17日16時半(世界時17日7時半)に1893黒点群で起きたC4.9フレアでは、 CMEも発生しています。 SDO衛星AIA304によるフレアの様子と、 SOHO衛星LASCO C3によるその後のCMEの動画を掲載します。 地球からは横の方向に噴き出しているので、影響は特になさそうです。 フレアの活動を起こしている黒点群は西の端に近づいています。 また、X線グラフの変化も次第に小さくなっているなど、 活発に続いた太陽の活動も一休みになるのかもしれません。 太陽風は、昨日から今日にかけて速度が下がり、 500km/秒の高速風から、既に420km/秒と平均的な速度へ下がっています。 高速風の高まりは1日半ほどで終わっています。 磁場強度は、3nTとやや弱い値で安定しています。 南北成分は、振れ幅は小さいですが、南北に揺れています。 このため磁気圏では小規模の活動が発生していて、 AE指数には200〜300nTくらいの小さい変化が時々見られます。 コロナホールの影響が過ぎ去ったので、 低速の穏やかな太陽風がしばらく続きそうです。 (c) SDO (NASA)、SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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