宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:42)
今日、C9.8の小規模フレアが発生しました。
また、M2.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/13 07:48 C9.8
06:37 C3.1
06:05 C2.1
04:27 C4.5
11/12 23:15 C2.0
06:33 C4.3
01:57 C5.0
11/11 22:15 C4.8
19:44 M2.4
19:00 C2.3
09:26 C7.8

黒点 11/13 (NOAA)
磁場 フレア
1890 32 βγδ C8
1893 8 β ---
1895 7 β C2
1896 1 α ---
1897 26 βγ M2
1898 2 β ---
1899 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 408 -1.6
-2 h 398 +0.7
-4 h 400 +1.3
-6 h 415 +2.1
-8 h 418 +2.2
-10 h 420 +1.0
-12 h 415 +2.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -11 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
11/13 0.6 5x10^2
11/12 1.1 1x10^3
11/11 1.4 4x10^3
11/10 1.2 1x10^2
11/ 9 1.6 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/11/ 8 13:12 太陽では小中規模のフレアが続いています。シベリア上空のオーロラをどうぞ。
2013/11/ 9 11:45 X1.1の大規模フレアが発生しました。また、高速太陽風が到来しそうです。
2013/11/10 07:08 太陽風は600km/秒の高速風になっています。磁気圏の活動も高まりました。
2013/11/11 11:56 X1.1の大規模フレアが発生しました。タスマニア島のオーロラをどうぞ。
2013/11/12 13:17 東端から1897黒点群が現れています。高速の太陽風は終わりそうです。
最新のニュース

2013/11/13 12:42 更新
Cクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な速さで磁気圏は静穏です。

担当 篠原

太陽では、東端の1897黒点群の活動が目立っています。
今朝、13日4時半(世界時12日19時半)にC4.5、
そして、13日8時(世界時12日23時)にC9.8とMクラス寸前のフレアを起こし、
その他にもC1〜3のフレアを3回起こしています。

また、西に移動した1890黒点群でも、
C3.3、C3.1の小規模フレアが発生しています。

全体としては、活動は小さくなっている印象ですが、
引き続きフレアの発生に注目して下さい。


太陽風は、速度が400km/秒に下がり、平均的な状態に戻っています。
磁場強度は6nTから3nTへ更に下がって、
こちらはやや弱まっています。

南北成分は北向きの傾向が続いて、磁気圏は静穏でした。
AE指数はまったく変化していません。

ACEの図の最後では、磁場は弱い南向きに振れています。
この後は磁気圏の活動が少し高まるかもしれません。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
太陽の北半球側に暗い穴「コロナホール」が見えています。
今日の写真では右端がちょうど太陽の中心に達しているので、
3日後くらいに高速の太陽風が地球へ到来する可能性があります。

27日周期の図では、前周期は特に変化は見られませんでした。
今回どうなるか注目して下さい。



SDO衛星可視光カメラによる、太陽の東側の1897黒点群。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。