宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/11/13 12:42 更新 Cクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な速さで磁気圏は静穏です。 担当 篠原 太陽では、東端の1897黒点群の活動が目立っています。 今朝、13日4時半(世界時12日19時半)にC4.5、 そして、13日8時(世界時12日23時)にC9.8とMクラス寸前のフレアを起こし、 その他にもC1〜3のフレアを3回起こしています。 また、西に移動した1890黒点群でも、 C3.3、C3.1の小規模フレアが発生しています。 全体としては、活動は小さくなっている印象ですが、 引き続きフレアの発生に注目して下さい。 太陽風は、速度が400km/秒に下がり、平均的な状態に戻っています。 磁場強度は6nTから3nTへ更に下がって、 こちらはやや弱まっています。 南北成分は北向きの傾向が続いて、磁気圏は静穏でした。 AE指数はまったく変化していません。 ACEの図の最後では、磁場は弱い南向きに振れています。 この後は磁気圏の活動が少し高まるかもしれません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の北半球側に暗い穴「コロナホール」が見えています。 今日の写真では右端がちょうど太陽の中心に達しているので、 3日後くらいに高速の太陽風が地球へ到来する可能性があります。 27日周期の図では、前周期は特に変化は見られませんでした。 今回どうなるか注目して下さい。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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