宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/11/12 13:17 更新 東端から1897黒点群が現れています。高速の太陽風は終わりそうです。 担当 篠原 太陽の東端から、 1895黒点群に続いて1897黒点群が大きな姿を現しました。 SDO衛星の可視光カメラによる拡大写真を掲載します。 この黒点群では、昨夜、11日20時(世界時11日11時)に、 M2.4の中規模フレアが発生しています。 この領域を含む太陽の東端の様子を、 SDO衛星AIA304の動画で見て下さい。 ダイナミックな変化があちこちで起きています。 この領域の今後の活動に注目して下さい。 一方、西側に進んだ1890黒点群では、 C4.8、C5.0の小規模フレアが発生していますが、 黒点の見え方としては、次第に小さくなっている様です。 太陽風は、昨日の500km/秒から速度の低下が続き、 そろそろ400km/秒と平均的な速度に戻りそうな様子です。 高速風は2日半くらいで終わりになりそうです。 太陽風の磁場強度は、6〜7nTとやや強まった状態がまだ続いています。 南北成分は南向きから、北寄りに変わり、 それにつれて、磁気圏の活動も活発から穏やかへと変わっています。 AE指数のグラフは、前半は700〜800nTと活発な変化が続いていますが、 後半は小さくなって静かになっています。 SDO衛星AIA193を見ると、太陽の北半球の中緯度域に、 コロナホールが大きく広がっています。 このコロナホールは、27日前にもありましたが、 今回は広がりが増しています。 15〜16日くらいの太陽風に、影響が見られるかもしれません。 (c) SDO (NASA) 太陽の東端の活発な活動の様子。下側の活動的な領域は1897黒点群。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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