宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/11/ 7 13:49 更新 太陽のフレア活動は続いていて、Mクラスフレアが3回発生しています。 担当 篠原 太陽のフレア活動は続いています。 昨日のXフレア以降も、1890黒点群は活発に活動していて、 C4.7、C8.6、M3.8、M2.3などのフレアを起こしています。 その様子を、SDO衛星AIA131と304の動画で掲載します。 動画の後半では、西の端でM1.8の中規模フレアも起きています。 これは一昨日くらいに見えなくなった1882黒点群かもしれません。 1890黒点群は、依然、大きく複雑な姿を保っています。 引き続き中規模フレアや大きい小規模フレア発生の可能性がある様です。 太陽風は、昨日のニュース以降も350km/秒で速度は安定し、 低速の風が続いています。 磁場強度は、昨日の4nTから増加傾向にあって、 現在は8nTとやや強まっています。 磁場の南北成分は、今日のACEの図の後半から南寄りに振れる様になり、 現在は-8nTに強まっています。 このため、これから磁気圏の活動がある程度高まるかもしれません。 現在までのAE指数は、 200nTくらいの小さい変化が数回起きている程度です。 SDO衛星AIA131では、 太陽の中心に規模は小さいですがコロナホールが見えています。 27日前の前周期の変化を参照すると、 3日後の10日くらいに太陽風速度の高まりが回帰してくるかもしれません。 このところ太陽のフレア活動にばかり目が行っていましたが、 コロナホールによる周期的な変化にも注意が必要です。 昨夜、鹿児島に帰ってきました。 天気の関係もあるのかもしれませんが、 鹿児島に戻ってくると、こちらの方が暖かいなと思いました。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星可視光カメラによる、巨大な1890黒点群。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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