宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/11/ 5 13:14 更新 1890黒点群が大きく目立っています。太陽の裏側でCMEが発生しています。 担当 篠原 太陽の裏側では、活発な活動が続いている様です。 昨日、4日14時(世界時4日5時)に、SOHO衛星LASCO C3カメラで、 太陽全体を包むように広がるCMEが観測されました。 STEREO衛星の写真を参照すると、太陽の裏側で発生した現象です。 1〜2週間ほどタイミングがずれて、地球側で発生していれば、 大きな太陽風の乱れが到来して、 活発な磁気圏活動を起こしたかもしれません。 地球側の太陽面では、 C1〜3の小規模フレアが8回ほど発生しています。 激しくはありませんが、ある程度の活動度を保っています。 中でも、南東(左下)の1890黒点群が大きく複雑な姿を見せています。 SDO衛星可視光カメラの拡大写真を掲載します。 NOAAの報告では、磁場の構造も危険度の高い「βγδ」に分類され、 フレア予想はMクラスが45%になっています。 GOES衛星のX線カメラの動画では、小さい活動が頻繁に起きています。 この後のフレア活動に注目してください。 太陽風は、350〜400km/秒とやや低速の状態が続いています。 磁場強度も6nTで安定しています。 太陽風は穏やかに推移しています。 磁場の南北成分は、弱い南寄りが続いています。 このため、磁気圏では小規模の活動が発生していて、 AE指数には、200〜600nTの変化が4回ほど起きています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 コロナホールは特に見られません。 穏やかな太陽風が続きそうです。 高知は4日目です。 昨日からよい天気になって、青空の下で記事を書いています。 太陽の裏側で発生したCME。SOHO衛星LASCO C3カメラによる。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星可視光カメラによる、巨大な1890黒点群。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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