宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:28)
今日、C9.9の小規模フレアが発生しました。
また、M6.3の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 4 01:22 C9.9
11/ 3 14:16 M4.9
07:37 C6.4
07:14 M1.6
06:25 C3.6
11/ 2 21:48 C4.3
13:41 C8.2
04:46 M6.3

黒点 11/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
1882 2 α ---
1884 27 βγ M6
1885 6 β C8
1887 7 β ---
1888 3 β ---
1889 13 β C2
1890 15 βγ M1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:17 370 -2.4
-2 h 364 +0.4
-4 h 390 +1.0
-6 h 391 +0.0
-8 h 377 -2.9
-10 h 362 -1.3
-12 h 359 +0.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -12 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 1x10^2
11/ 4 1.2 4x10^2
11/ 3 3.4 3x10^2
11/ 2 1.8 2x10^2
11/ 1 1.2 4x10^1
10/31 3.4 7x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/10/30 12:45 今朝、X2.3の大規模フレアが発生しました。太陽風は低速の風が続いています。
2013/10/31 13:39 太陽風磁場が南寄りになり、磁気圏活動が強まりました。太陽は静かになっています。
2013/11/ 1 12:02 ニュージーランドのオーロラ写真をご覧ください。M1.9のフレアが発生しています。
2013/11/ 2 12:54 M6.3の中規模フレアが発生しました。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2013/11/ 3 13:17 1884黒点群のフレア活動は続いています。フィンランドのオーロラ写真をどうぞ。
最新のニュース

2013/11/ 4 13:28 更新
10月の黒点数は85.6でした。M5.0とC9.9のフレアが発生しています。

担当 篠原

SIDCより、10月の黒点相対数は 85.6 と発表されました。
9月は36.9と少なくなっていたのですが、
一転して大きな数値になりました。

現在の第24活動周期の中では、2011年11月の96.7、
2011年10月の88.0に次いで、3番目に大きい値でした。
1枚目の図では、最後に頭一つ飛び出たようになっています。
太陽活動の極大期は、継続中です。


その太陽では、昨日の午後、3日14時(世界時3日5時)に
太陽の南東の1884黒点群でM5.0の中規模フレアが発生し、
4日1時半(世界時3日16時半)に、東端から現れた1890黒点群で、
C9.9とMクラス寸前のフレアが発生しています。

これらのフレアの様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
フレア活動の中心は、1884群から1890群へ移っていくのかもしれません。


太陽風は、350〜400km/秒とやや低速の風が続いています。
磁場強度は6nTとやや強めになっていましたが、
それ以上の変化はなく、安定しています。


磁気圏では、AE指数で250nTから500nTくらいの小規模の変化が
3回ほど発生しています。



太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:SIDC、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星AIA131による、太陽中心のM5.0と東端(左端)のC9.9フレア。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。