宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/11/ 2 12:54 更新 M6.3の中規模フレアが発生しました。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 ロシア・ムルマンスクの福島さんより、 10月31日未明に撮影されたオーロラの写真をいただきました。 ムルマンスク市の北のロデイノエ町で、 トロフィノワ・リューバさんという女性の方の撮影だそうです。 広角写真らしく白い雪原が広々と広がっていて、 白み始めた空とたくさんの星々の輝き、 それらをまたぐように広がる緑や赤のオーロラと、 とてもきれいな光に包まれた感じのする写真です。 このオーロラは、昨日紹介したニュージーランドの写真と 同じ太陽風磁場の乱れによって強められたオーロラです。 降雪シーズンの中の束の間に見ることができた貴重な一枚とのことです。 また、2枚目は宇宙天気の写真ではありませんが、 2014年に行われるソチオリンピックの聖火リレーが、 10月30日にムルマンスクにやって来たそうです。 まさに同じ夜に、オーロラの下の町で こんな楽しそうな催しが行われていた様です。 素敵な写真をどうもありがとうざいます。 現在の太陽風は、速度が350km/秒に下がって、 低速風に戻っています。 磁場強度も5nTから3nTに下がり、やや弱まっています。 太陽風はとても穏やかです。 太陽風磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが、 南寄りに振れています。 このため、磁気圏では小さい活動が続いていて、 AE指数は300nTくらいの変化が数回起きています。 太陽のフレア活動の影響は特に見られることもなく、 太陽風や磁気圏はこのまま静かに経過するのかもしれません。 太陽では、今朝、2日5時(世界時1日20時)に、 中心付近の1884黒点群でM6.3の中規模フレアが発生しました。 1884群は、昨日のニュース以降も C1〜3の小規模フレアを5回ほど起こしていて、 その後に大きなフレアの発生となった様です 引き続きこの群の活動に注目してください。 今日は学会に参加するため高知に来ています。 高知駅で更新をしていますが、 今日は曇り空でやや寒そうな感じです。 (c) 福島留美氏、トロフィノワ・リューバ氏 10月30日にムルマンスクにやって来たソチオリンピックの聖火リレー。 (c) 福島留美氏、オストラヤ・ヴィオレッタ氏 GOES衛星のX線カメラによる、太陽中央部のM6.3フレアの様子。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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