宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:54)
今日、M6.3の中規模フレアが発生しました。
また、M1.9の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 2 04:46 M6.3
11/ 1 18:51 C3.5
09:01 C6.2
06:32 C1.8
10/31 22:34 M1.9

黒点 11/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
1882 12 β ---
1884 19 βγ M6
1885 6 β C1
1887 3 β ---
1888 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:48 339 -1.3
-2 h 346 -1.2
-4 h 349 -1.6
-6 h 347 -1.4
-8 h 355 -0.7
-10 h 359 -3.1
-12 h 375 -1.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^1
11/ 2 0.6 8x10^1
11/ 1 1.2 4x10^1
10/31 3.4 7x10^1
10/30 4.8 3x10^2
10/29 4.5 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/10/28 15:02 X1.0の大規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、擾乱はまだ来ていません。
2013/10/29 13:08 Mクラスのフレアが続いています。CMEも発生していて、太陽風の乱れが到来しそうです。
2013/10/30 12:45 今朝、X2.3の大規模フレアが発生しました。太陽風は低速の風が続いています。
2013/10/31 13:39 太陽風磁場が南寄りになり、磁気圏活動が強まりました。太陽は静かになっています。
2013/11/ 1 12:02 ニュージーランドのオーロラ写真をご覧ください。M1.9のフレアが発生しています。
最新のニュース

2013/11/ 2 12:54 更新
M6.3の中規模フレアが発生しました。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

ロシア・ムルマンスクの福島さんより、
10月31日未明に撮影されたオーロラの写真をいただきました。
ムルマンスク市の北のロデイノエ町で、
トロフィノワ・リューバさんという女性の方の撮影だそうです。

広角写真らしく白い雪原が広々と広がっていて、
白み始めた空とたくさんの星々の輝き、
それらをまたぐように広がる緑や赤のオーロラと、
とてもきれいな光に包まれた感じのする写真です。

このオーロラは、昨日紹介したニュージーランドの写真と
同じ太陽風磁場の乱れによって強められたオーロラです。
降雪シーズンの中の束の間に見ることができた貴重な一枚とのことです。

また、2枚目は宇宙天気の写真ではありませんが、
2014年に行われるソチオリンピックの聖火リレーが、
10月30日にムルマンスクにやって来たそうです。
まさに同じ夜に、オーロラの下の町で
こんな楽しそうな催しが行われていた様です。

素敵な写真をどうもありがとうざいます。



現在の太陽風は、速度が350km/秒に下がって、
低速風に戻っています。
磁場強度も5nTから3nTに下がり、やや弱まっています。
太陽風はとても穏やかです。

太陽風磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが、
南寄りに振れています。
このため、磁気圏では小さい活動が続いていて、
AE指数は300nTくらいの変化が数回起きています。

太陽のフレア活動の影響は特に見られることもなく、
太陽風や磁気圏はこのまま静かに経過するのかもしれません。


太陽では、今朝、2日5時(世界時1日20時)に、
中心付近の1884黒点群でM6.3の中規模フレアが発生しました。

1884群は、昨日のニュース以降も
C1〜3の小規模フレアを5回ほど起こしていて、
その後に大きなフレアの発生となった様です

引き続きこの群の活動に注目してください。



今日は学会に参加するため高知に来ています。
高知駅で更新をしていますが、
今日は曇り空でやや寒そうな感じです。



10月31日未明にムルマンスク市の北のロデイノエ町で撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、トロフィノワ・リューバ氏


10月30日にムルマンスクにやって来たソチオリンピックの聖火リレー。
(c) 福島留美氏、オストラヤ・ヴィオレッタ氏


GOES衛星のX線カメラによる、太陽中央部のM6.3フレアの様子。
(c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。