宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2013/11/ 1 12:02 更新 ニュージーランドのオーロラ写真をご覧ください。M1.9のフレアが発生しています。 担当 篠原 ニュージーランド、クィーンズタウンの米戸 実さんより、 10月30〜31日の夜に撮影された、 赤いオーロラの見事な写真が届きました。 昨日のニュースでお知らせした、 太陽風の磁場が強まって、南向きに振れ続けていた頃の写真です。 米戸さんによると、太陽の活動が続いていたため、 太陽風の乱れが到来するのを手ぐすね引いて待っていたそうです。 残念ながら強い乱れは到来しませんでしたが、 赤い色の見事なオーロラを撮影することができたそうです。 ニュージーランドは緯度が低いため、 独特の雰囲気のオーロラを見ることができますね。 今回もどうもありがとうございました。 太陽風は、速度がもう少し上がって、 400km/秒と平均的は速さになっています。 反対に、磁場強度は下がり気味の様で、 10nT近くに強まっていたのが、現在は5nTと平均的な値です。 磁場の南北成分は、ACEの図の前半は北向き、 後半は南向きになっています。 しかし、磁気圏の活動は小さく、 AE指数の図の後半に小さい変化が見えている程度です。 太陽では、西に沈んだ1877黒点群でM1.9の中規模フレアと、 中央付近の1884黒点群でC6.2の小規模フレア、 その他にC1のフレアが5回ほど発生しています。 明日から水曜日まで高知に出張します。 しばらく更新が不定期になります。 ご了解下さい。 ニュージーランド南島クィーンズタウンで、現地時間10月30日22時半に撮影されたオーロラ。 (c) 米戸 実氏 ニュージーランド南島クィーンズタウンで、現地時間10月31日4時に撮影されたオーロラ。 (c) 米戸 実氏 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |