宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/10/29 13:08 更新 Mクラスのフレアが続いています。CMEも発生していて、太陽風の乱れが到来しそうです。 担当 篠原 太陽の活発な活動は続いています。 28日20時半(世界時28日11時半)に、1877黒点群でM1.4。 28日23時(世界時28日14時)に、1875黒点群でM2.8。 29日20時半(世界時28日11時半)に、1882黒点群でM2.7と、直後にM4.4。 そして、29日6時(世界時28日21時)に、1875黒点群でM1.5と、 あちこちの黒点群でMクラスの中規模フレアが発生しています。 昨日のXフレアを含む、これらの太陽の活動の様子を、 SDO衛星AIA193の動画で紹介します。 右で光ったり、左で光ったりと忙しい太陽です。 また、AIA193の動画を見ていると、フレアに伴って コロナの大規模な噴出がいくつも起きていることが分かります。 これらはCMEとなって、太陽から次々と噴き出しています。 SOHO衛星LASCO C3の動画をご覧下さい。 これらの噴出のいくつかは、地球の方向にも向かっている様です。 明日以降の太陽風には、様々な変動が発生しそうです。 その影響で、磁気圏の活動も高まる可能性があります。 特に、磁場が南向きに大きく振れた場合は、 オーロラの激しい活動に注目して下さい。 現在の太陽風は、速度は300km/秒と、 かなり遅い状態が続いています。 26日のCMEによる太陽風の乱れは、特に発生していな様です。 遅れているのか、このまま来ない可能性もあります。 磁気圏は静穏で、AE指数は全く変化していません。 今回のフレア活動はどこまで続くでしょうか。 太陽の第24活動周期の極大期は後半に入っていると考えられ、 この様な擾乱も、もう何度も見られないかもしれません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星AIA193による、太陽の活発なフレア活動。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SOHO衛星LASCO C3カメラによる、太陽から次々に噴出するCME。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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