宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/10/26 07:41 更新 東端の黒点群で、Xクラスのフレアが2回発生しました。 担当 篠原 昨日、太陽の東端から姿を現した1882黒点群は、 とても活動的な黒点群でした。 昨日の夕方、25日17時(世界時25日8時)にX1.7、 深夜、26日0時(世界時25日15時)にX2.1と、 Xクラスの大規模フレアを2回起こしました。 その様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 このフレアに伴って、CMEも発生しています。 SOHO衛星LASCO C3の動画を見ると、 2回目のフレアの時により大規模にCMEが噴出していて、 しかも、太陽を包む様に広がるハロー型になっていることから、 地球方向にも太陽風の擾乱が向かっている様です。 1882黒点群は、その後もM1.3、M2.3、M1.9と 中規模フレアを次々と起こしています。 今後の活動に注意して下さい。 太陽風は、昨日から340km/秒程度の状態が続いていましたが、 今朝になってもう一段下がり、310km/秒と更に遅くなっています。 磁場強度は、5nTから3nTに下がって、こちらも弱まっています。 太陽風はとても穏やかです。 磁気圏も静かで、AE指数は全く変化していません。 XクラスのフレアによるCMEの乱れは、 2〜3日程度で地球にやって来るのではないかと思います。 強い磁場の乱れが運ばれてきて、大きく南向きに振れると、 激しいオーロラの活動も発生するでしょう。 今後の変化に注目してください。 SDO衛星AIA131による、東端の1882黒点群で発生したX1.7、X2.1の大規模フレア。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) Xクラスのフレアに伴って発生したCMEの様子。SOHO衛星LASCO C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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