宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:19)
今日、M1.0の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/22 13:01 C4.0
12:18 C4.3
09:05 M1.0
08:01 C2.7
07:30 C2.0
05:18 C1.6
10/21 --- ---
10/20 20:52 C1.8
17:33 C2.9

黒点 10/22 (NOAA)
磁場 フレア
1872 2 α ---
1873 9 β C2
1874 9 β ---
1875 61 βγδ M1
1877 10 β C1
1878 2 β ---
1879 4 β ---
1880 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:08 307 +3.8
-2 h 329 +2.7
-4 h 311 +2.6
-6 h 309 +3.5
-8 h 289 +3.5
-10 h 288 +2.5
-12 h 296 +0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -6 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^3
10/22 0.3 5x10^3
10/21 0.3 5x10^3
10/20 0.4 5x10^3
10/19 0.4 7x10^3
10/18 0.3 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/10/17 10:08 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風はやや高速です。
2013/10/18 12:32 M1.2の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速になっています。
2013/10/19 10:27 Cクラスのフレアが続いています。太陽風はやや低速で、磁気圏も静穏です。
2013/10/20 10:08 太陽のフレア活動はやや落ち着いています。太陽風は低速です。
2013/10/21 11:43 太陽はCクラスのフレアが数回発生しています。太陽風はかなり低速です。
最新のニュース

2013/10/22 14:19 更新
太陽でM1.0のフレアが発生しました。またフィラメントの噴出も発生しています。

担当 篠原

太陽の中央部の1875黒点群で、
今朝、22日9時(世界時22日0時)に、
M1.0の中規模フレアが発生しました。

発生したときのGOES衛星のX線写真と、
可視光写真による1875黒点群とその左の1877黒点群を掲載します。
1875黒点群は、NOAAのリストでは黒点の数が61個になっています。

1875黒点群では、
その後も、22日12時半(世界時22日3時半)にC4.3、
22日13時半(世界時22日4時半)にC4.0と小規模フレアが続いています。
引き続き、Mクラスフレアなどに注意が必要です。

また、太陽中央部のダーク・フィラメントが、
今朝から昼にかけて噴き出しています。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。

発生直後のため、まだデータがありませんが、
CMEが地球の方向に噴き出している可能性があります。
明日にはSOHO衛星の写真などで紹介できるでしょう。


太陽風は、遅い風が続いています。
速度は昨日から300km/秒で安定しています。
磁場強度は、今朝までは4〜5nTと平均的な値でしたが、
昼にかけて高まって、現在は8nTに少し強まっています。
前周期に見られたような、太陽風の強まりがやって来るのかもしれません。
この後、速度も平均レベルくらいに高まるかもしれません。

磁気圏の活動はとても穏やかです。
AE指数は全く変化していません。
ACEのグラフを見ると、太陽風磁場の南北成分は北寄りが続いていて、
現在はそのまま北向きに少し強まっています。
この傾向が続くと、磁気圏も静穏のままでしょう。





GOES-15衛星のX線カメラによる、1875黒点群で発生したM1.0のフレア。
(c) NOAA/SWPC


SDO衛星の可視光写真による、太陽の東側の1875黒点群(右)と、1877黒点群(左)。
(c) SDO (NASA)


太陽の中央部で、ダーク・フィラメントが噴出しました。SDO衛星AIA304。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。