宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/10/22 14:19 更新 太陽でM1.0のフレアが発生しました。またフィラメントの噴出も発生しています。 担当 篠原 太陽の中央部の1875黒点群で、 今朝、22日9時(世界時22日0時)に、 M1.0の中規模フレアが発生しました。 発生したときのGOES衛星のX線写真と、 可視光写真による1875黒点群とその左の1877黒点群を掲載します。 1875黒点群は、NOAAのリストでは黒点の数が61個になっています。 1875黒点群では、 その後も、22日12時半(世界時22日3時半)にC4.3、 22日13時半(世界時22日4時半)にC4.0と小規模フレアが続いています。 引き続き、Mクラスフレアなどに注意が必要です。 また、太陽中央部のダーク・フィラメントが、 今朝から昼にかけて噴き出しています。 SDO衛星AIA304の動画を掲載します。 発生直後のため、まだデータがありませんが、 CMEが地球の方向に噴き出している可能性があります。 明日にはSOHO衛星の写真などで紹介できるでしょう。 太陽風は、遅い風が続いています。 速度は昨日から300km/秒で安定しています。 磁場強度は、今朝までは4〜5nTと平均的な値でしたが、 昼にかけて高まって、現在は8nTに少し強まっています。 前周期に見られたような、太陽風の強まりがやって来るのかもしれません。 この後、速度も平均レベルくらいに高まるかもしれません。 磁気圏の活動はとても穏やかです。 AE指数は全く変化していません。 ACEのグラフを見ると、太陽風磁場の南北成分は北寄りが続いていて、 現在はそのまま北向きに少し強まっています。 この傾向が続くと、磁気圏も静穏のままでしょう。 GOES-15衛星のX線カメラによる、1875黒点群で発生したM1.0のフレア。 (c) NOAA/SWPC SDO衛星の可視光写真による、太陽の東側の1875黒点群(右)と、1877黒点群(左)。 (c) SDO (NASA) 太陽の中央部で、ダーク・フィラメントが噴出しました。SDO衛星AIA304。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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