宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/10/24 13:24 更新 M9.3を最大に、Mクラスフレアが4回発生しました。 担当 篠原 太陽の活動が強まり、中規模フレアが続いて発生しています。 最初は、今朝、24日6時(世界時23日21時)に、 1875黒点群で発生したM2.7です。 そして、24日8時半(世界時23日23時半)に同じ1875群でM1.4、 直後の24日9時(世界時24日0時)にもM3.1と連続して、 今度はとなりの1877黒点群で、 M9.3とほとんどXクラスに近い規模のフレアが 24日9時半(世界時23日0時半)に発生しました。 GOES-15衛星のX線カメラによる動画を掲載します。 最初に右側の1875黒点群でフレアが発生し、 最後に左側の1877群で大きい爆発が起きています。 最後のM9.3のフレアでは、CMEも発生している可能性があります。 この後のSOHO衛星の写真などに注目して下さい。 2枚目の写真で、1875黒点群(右)、1877黒点群(中央)、 1879黒点群(左)の拡大写真を掲載します。 今後もフレアが続く可能性があり、注意が必要です。 太陽風は、速度が少し下がって、340km/秒と低速の風に戻っています。 27日周期の図を見ると、今回の変化はとても小さくなっていました。 磁場強度も5nTと平均的な値で安定しています。 南北成分は北寄りに推移していて、磁気圏も概ね静穏です。 AE指数は小さい活動が2回起きている程度です。 SDO衛星AIA193にはコロナホールは見られず、 周期性の変化だけを考えると、穏やかな太陽風が続くと思われます。 一方、今日起きたフレアの影響がやって来るかもしれません。 明日には、より詳しいデータを見ることができるでしょう。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDOの可視光写真による、1875黒点群(右)と1877黒点群(中央)と1879黒点群(左)。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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