宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:32)
今日、C4.5の小規模フレアが発生しました。
また、M1.7の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/14 08:54 C1.8
02:49 C4.5
10/13 09:03 M1.7
07:01 C2.9
02:05 C1.8
10/12 17:11 C2.0
15:21 C2.0
13:01 C4.9
12:35 C5.4
10:54 C5.2
09:43 C1.6
07:52 C6.3
06:41 C2.4
04:59 C4.0
02:38 C2.1
01:53 C2.3

黒点 10/14 (NOAA)
磁場 フレア
1857 1 α ---
1861 12 βγ C6
1863 4 β ---
1864 1 α ---
1865 16 βγδ M2
1867 7 β ---
1868 1 α ---
1869 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 315 -3.1
-2 h 319 -1.6
-4 h 317 -1.5
-6 h 322 -0.6
-8 h 327 -0.7
-10 h 332 -0.8
-12 h 346 +1.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -12 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^2
10/14 0.3 8x10^2
10/13 0.5 2x10^3
10/12 0.4 1x10^3
10/11 0.3 8x10^2
10/10 0.3 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/10/ 9 15:11 太陽風の乱れが到来して、600km/秒台の高速風になっています。M2.8のフレアが発生しました。
2013/10/10 10:18 太陽風の速度は470km/秒に下がり、太陽風の乱れは終わりつつあります。
2013/10/11 12:57 1861黒点群が大きくなっています。太陽風は平均的な状態です。
2013/10/12 12:43 M1.5の中規模フレアが発生しました。Cクラスのフレアも多数起きていて、太陽は活発です。
2013/10/13 12:38 M1.7の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速で穏やかです。
最新のニュース

2013/10/14 12:32 更新
太陽ではCクラスのフレアが続いていますが、活動はやや弱まっています。

担当 篠原

太陽のフレア活動は、少しずつ弱まっている様です。
昨日以降のフレアは、
14日3時(世界時13日18時)に1861群で発生したC4.5が最大で、
その他、C1〜2の小さいフレアが5回発生した程度です。

X線グラフの強度も少しずつ低下しています。
27日周期の図を見ると、11日に活動が高まって、
それからゆっくり下がっている様子を見ることができます。

可視光写真では、北東の端から新しい黒点群が姿を現しました。
南東の向こう側にも活動的な領域があるようです。
黒点は小さいですが、どの様な活動を起こすでしょうか。


太陽風は、更に速度を下げて、
320km/秒とだいぶ遅い風になっています。
磁場強度は、4nTと特に変化はありませんが、
南北成分が、-4nTと南向きに振れています。
このため、磁気圏の活動が少し高まるかもしれません。

ここまでの磁気圏は静穏で、AE指数は全く変化していません。


今後、コロナホールやCMEなどの影響で、
太陽風に変化が発生する可能性があります。
乱れが始まった場合、
アラスカやカナダのライブカメラにも注目して下さい。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。