宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/10/11 12:57 更新 1861黒点群が大きくなっています。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 太陽の南東部にあった1861黒点群が、大きく変化しています。 昨日から今日にかけての様子を、 SDO衛星可視光写真の動画で紹介します。 小さい黒点が連なって現れたり、それらが捻るように動いて行ったり、 細かい変化がよく見えています。 動画の左下に見えるのは、1864群と1865群です。 1865群は磁場構造の複雑さが高まっていて、 フレアの発生に注意が必要です。 X線グラフは、全体の強度が次第に上がり、 小さい変化も頻繁に起きています。 C1〜3のフレアが、1861群と1865群で発生していて、 これから更に大きいフレアが起きるかもしれません。 太陽風は、速度がゆっくりと下がって、 今朝くらいに400km/秒と平均的な値に戻りました。 磁場強度も4nTに下がり、磁場の強まりも終わっています。 磁気圏も概ね静穏で、 AE指数は500nTと250nTの変化が2回起きていますが、他は静かです。 SDO衛星AIA193を見ると、北半球のコロナホールは 太陽の西側に動いています。 一昨日の太陽風の乱れのために、変化が分かりにくくなっていますが、 これ以上、特に影響は見られないのでしょうか。 SDO衛星の可視光写真による、1861黒点群の発達の様子。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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