宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/10/10 10:18 更新 太陽風の速度は470km/秒に下がり、太陽風の乱れは終わりつつあります。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの頃を最高に、 その後は低下が続いています。 現在は470km/秒と既に500km/秒台を割り、 高速風は終わりつつあります。 一方、太陽風の磁場強度はまだ高まったままで、 現在も10nTと高い値が続いています。 南北成分は、0nTを挟んで南北に小幅の変化をしています。 磁気圏の活動も次第に規模が下がっていて、 AE指数のグラフの前半は1000nTと大きく変化していますが、 後半は静かになっています。 太陽風の乱れは、今日いっぱいくらいで落ち着きそうです。 太陽では、昨日のM2.8以降は目立ったフレアはなく、 落ち着いています。 黒点は、南東(左下)の1865黒点群の磁場構造が複雑になっていて、 フレアの発生に注意が必要です。 昨日お知らせできなかったのですが、 8日から9日にかけて、 太陽の北東側で大規模なフィラメントの噴出が発生しました。 その様子をSDO衛星AIA304の動画で紹介します。 初めに東端のフィラメントが噴き上がり、 続いて、右隣のフィラメントが噴き出します。 変化が繋がっていく様子など、興味深いです。 この噴出によってCMEも発生しています。 後半の噴出の影響が地球にも到来するかもしれません。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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