宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:38)
今日、M1.7の中規模フレアが発生しました。
また、M1.5の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/13 09:03 M1.7
07:01 C2.9
02:05 C1.8
10/12 17:11 C2.0
15:21 C2.0
13:01 C4.9
12:35 C5.4
10:54 C5.2
09:43 C1.6
07:52 C6.3
06:41 C2.4
04:59 C4.0
02:38 C2.1
01:53 C2.3
10/11 23:18 C4.7
21:14 C6.2
18:14 C5.4
16:00 M1.5
12:58 C5.5
12:18 C1.7
08:48 C3.0

黒点 10/13 (NOAA)
磁場 フレア
1857 1 α ---
1861 14 βγ C6
1863 3 β ---
1864 2 α ---
1865 20 βγδ M2
1867 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:29 375 +1.6
-2 h 376 -0.5
-4 h 381 -1.6
-6 h 393 -2.4
-8 h 374 -0.9
-10 h 378 -1.3
-12 h 394 +0.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
10/13 0.5 2x10^3
10/12 0.4 1x10^3
10/11 0.3 8x10^2
10/10 0.3 3x10^2
10/ 9 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/10/ 8 12:06 C6.2の小規模フレアが発生しました。太陽風は300km/秒の低速風です。
2013/10/ 9 15:11 太陽風の乱れが到来して、600km/秒台の高速風になっています。M2.8のフレアが発生しました。
2013/10/10 10:18 太陽風の速度は470km/秒に下がり、太陽風の乱れは終わりつつあります。
2013/10/11 12:57 1861黒点群が大きくなっています。太陽風は平均的な状態です。
2013/10/12 12:43 M1.5の中規模フレアが発生しました。Cクラスのフレアも多数起きていて、太陽は活発です。
最新のニュース

2013/10/13 12:38 更新
M1.7の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速で穏やかです。

担当 篠原

今朝、13日9時(世界時13日0時)に、
太陽の南側にある1865黒点群で、
M1.7の中規模フレアが発生しました。
1865黒点群では、9日のM2.8に続くMクラスの発生です。

太陽では、この他にも1861黒点群でC1〜2の小規模フレアが、
5回ほど発生していて、こちらの黒点群も活動的です。

これらの様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
右側の1861群で小さい輝きが何度も発生して、
やがて左側の1865群で大きい爆発が起きます。

GOES衛星のX線グラフを見ると、
X線強度の変動は全体が少しずつ下がっている様ですが、
引き続き、フレアの発生に注目して下さい。


太陽風は、370〜400km/秒の間をゆっくりと変化していて、
やや低速の状態で安定しています。
磁場強度も、4nTから5nTと平均的な値です。

磁気圏も概ね静穏で、
AE指数のグラフは、小さい変化が所々に発生している程度です。


今後、現在の太陽活動の影響や、
SDO衛星AIA193の写真に見えているコロナホールの影響などで、
太陽風が強まる可能性はあります。



SDO衛星AIA131による、太陽の南側で発生したM1.7のフレア。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース )


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。