宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 9/24 06:30 更新 太陽風は350km/秒と低速になっています。太陽は静かです。 担当 篠原 太陽風の速度は、380km/秒から350km/秒へ下がり、 一段と低速になっています。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な強さで安定しています。 今のところ、太陽風の速度が高まる傾向は見られません。 27日前とはコロナホールの位置の変化もあるので、 もうしばらく太陽風の変化に注目して下さい。 磁気圏も静穏な状態が続いていますが、 今朝、24日4時(世界時23日19時)に、 AE指数に500nTの変化が発生しました。 太陽風磁場の南北成分を見ると、 この頃に磁場が-4nTと南向きに振れていて、この影響でしょう。 南極の昭和基地の全天カメラによるオーロラの動画を掲載します。 写真の上の高緯度側の空の低いところでオーロラの輝きが見えています。 太陽風が強まらなければ、 磁気圏は基本的には穏やかな状態が続くでしょう。 太陽は、静かな状態が続いています。 X線のグラフは、Bクラスの小さい変化が起きている程度です。 黒点にも目立った変化はありません。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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