宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 9/23 06:26 更新 太陽風は400km/秒で安定しています。これから少し高まるかもしれません。オーロラと滝の写真をどうぞ。 担当 篠原 カナダの高坂雄一さんからいただいたオーロラ写真の続きです。 1枚目は、満月とオーロラの共演をマッケンジー川から見た様子です。 広々とした雰囲気がとてもいいですね。 2枚目は、Lady Evelyn Fallsという滝とオーロラの様子です。 写真の右に、滝の飛沫による月の虹が見えています。 写真の下半分だけ見ていると、夜の光景だとは思えないのですが、 これは、月が大きい夜のオーロラ写真ならではでしょう。 撮影は、1枚目は9月18日、2枚目は9月19日の様です。 カナダの大自然も一緒に感じられるオーロラ写真を、 どうもありがとうございます。 太陽風の速度は、400km/秒付近で安定しています。 グラフ全体としては、 420km/秒から380km/秒へ少し下がり気味に見えます。 磁場強度は、4nTのまま安定しています。 磁気圏は概ね静穏ですが、 AE指数は250nTくらいの小さい変化が時々発生しています。 弱いオーロラの活動が見られた様です。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが西側(右側)にだいぶ移動しています。 今日、明日くらいに、 この領域の弱い影響が太陽風に見られるかもしれません。 27日周期の図で、前周期の8月27〜28日に発生している、 小規模の速度の高まりの回帰です。 速度の変化の前に、磁場強度の高まりも到来しそうです。 太陽は、目立ったフレアの発生はなく、穏やかです。 黒点も小さいものが新しく現れていますが、 その他は特に変化はありません。 (c) 高坂雄一氏 Lady Evelyn Fallsという滝とオーロラと月の虹。 (c) 高坂雄一氏 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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