宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2013/ 9/20 11:23 更新 高速の太陽風が続いています。太陽では黒点が増えています。 担当 篠原 太陽風は、500km/秒台の高速の風が続いています。 昨日から今日にかけて、500〜580km/秒の範囲でゆっくりと変化して、 現在は520km/秒です。 一方、太陽風の磁場強度は3nTへ下がっています。 高速風は後半に入っている様です。 磁気圏では、活発な活動が発生しています。 AE指数では1000nTから、瞬間的に1500nTに達する 大きな変化が発生しています。 その前後も300〜500nTの変化が続いています。 高速風は、これから速度が下がっていくでしょう。 それとともに、磁気圏の変動も小さくなっていくと思われます。 前周期の変化と同様に、2〜3日程度の変化になりそうです。 SDO衛星AIA193では、太陽の中心の北半球側に、 縦に細長いコロナホールがあります。 3日後くらいにこの領域からの影響が見られそうです。 太陽は、東の端から新しい黒点群が現れています。 1850群と番号が付いていますが、SDO衛星の拡大写真では、 複数の黒点が広がっている様です。 全体ではどの様な姿をしているのでしょうか。 また、この黒点群でC1のフレアが2回発生しています。 今後の活動に注目して下さい。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |