宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:01)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/18 --- ---
9/17 --- ---
9/16 --- ---

黒点  9/18 (NOAA)
磁場 フレア
1840 1 α ---
1841 1 α ---
1843 4 β ---
1844 1 α ---
1845 1 α ---
1846 1 α ---
1847 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:48 356 +2.2
-2 h 360 +1.5
-4 h 383 -1.0
-6 h 388 -1.2
-8 h 373 -0.3
-10 h 365 +3.2
-12 h 367 -0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
9/18 0.3 4x10^2
9/17 0.4 2x10^2
9/16 0.3 2x10^2
9/15 0.3 2x10^2
9/14 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 9/13 09:08 コロナホールの影響で、太陽風がやや高速になっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2013/ 9/14 07:21 太陽風は500km/秒台の高速風になっています。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2013/ 9/15 06:18 太陽風の速度は下がり始めています。オーロラと流星のセットの写真をどうぞ。
2013/ 9/16 09:15 太陽風はやや低速になっています。磁気圏も静穏です。
2013/ 9/17 12:12 太陽風はやや低速ですが、磁場強度が少し強まっています。
最新のニュース

2013/ 9/18 12:01 更新
太陽風は低速です。太陽に黒点が増えています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

ロシア・ムルマンスクの福島さんより、
9月11日から15日にかけて、ムルマンスクの各地で撮影された
オーロラの写真をいただきました。

それぞれ様々な場所で撮影されています。
写真の紹介に入っている地名を検索してみて下さい。
1枚目は、オーロラの輝きに山と森のシルエットが浮かび上がって、
とても美しい写真です。
2枚目は海に(?)、3、4枚目は湖にオーロラの輝きが映っていて、
オーロラの光に包まれているみたいです。
そして、3枚目はムルマンスクの町の中からオーロラを撮っています。
この町では普段こんな風景が見えているのですね。
人々の暮らしが見えるようで、こういう写真もいいですね。

とてもきれいな写真をありがとうございます。
いろんな場所でこんな美しい光景が展開されているのですね。



太陽風は、昨日のニュース以降速度が上がることはなく、
むしろ現在は350km/秒へ下がり気味です。
磁場強度は、7nT付近を上下しています。
昨夜のうちにセクターの境界が来たようで、
27日周期の図を見ると、「T」から「A」に切り替わっています。

前周期はそこから速度がゆっくりと上がっていったのですが、
今回はどうでしょうか。
明日にかけて引き続き注目して下さい。

磁気圏では、小規模の活動が時々発生しているようです。
AE指数は、200〜300nTの変化が数回起きています。


太陽は、東の端から一気に3つの黒点群が姿を現しました。
北半球に1847黒点群、南半球に1845、1846群です。
中央にも1843群が出現していて、
太陽の可視光写真はちょっとにぎやかになっています。

X線のグラフは、Bクラスの小さい変化が起きていますが、
東端の黒点群で起きています。
今後の変化に注目して下さい。



イマンドラ湖畔マールイ・ブジヤブル湖で、9月11〜12日にかけて出現したオーロラ。
(c) 福島留美氏、ジガーノフ氏


バレンツ海沿岸のロデイノエ町で、9月11〜12日にかけて出現したオーロラ。
(c) 福島留美氏、トリフォノワ氏


ムルマンスク市内で、9月12〜13日にかけて出現したオーロラ。
(c) 福島留美氏、シュヴァイコ氏


ムルマンスク州の湖畔で、9月12〜13日にかけて出現したオーロラ。
(c) 福島留美氏、ヴァレリーブ氏


マールイ・ブジヤブル湖で、9月14〜15日にかけて出現したオーロラ。
(c) 福島留美氏、ジガーノフ氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。