宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 9/15 06:18 更新 太陽風の速度は下がり始めています。オーロラと流星のセットの写真をどうぞ。 担当 篠原 カナダの高坂雄一さんから、 9月10日に撮影されたオーロラの写真が再び届きました。 今回は、オーロラと流れ星のセットです。 1枚目は、魚眼レンズによる全天写真です。 オーロラと天の川が空を横切って交わり、 右の方に明るく大火球の光跡が写っています。 一瞬の光を捉えなければならない流星の撮影で、 これだけ明るく写っているということは、 肉眼でもかなり大きな流星に見えたのではないでしょうか。 2枚目は、流星が写真の中央を、 オーロラの光に包まれる様に流れています。 これも素敵な共演ですね。 貴重な一瞬を捉えた写真を、どうもありがとうございます。 太陽風は、昨日の昼頃に550km/秒くらいまで高まり、 その後ゆっくりと下がって、 現在は500km/秒台を少し割ったくらいです。 また、速度が高まった頃に、 太陽風の磁場強度は2〜3nTに下がりました。 高速風の領域は前回よりも小さくなって、 終わりに近づいているのでしょうか。 磁気圏では、小規模の活動が続いています。 AE指数は、幅は小さいですが、ずっと変化しています。 高速風はこのまま終わってしまうのか、 もうしばらく勢いを保つのか、注目してください。 太陽の活動は穏やかで、 X線のグラフには目立った変化はありません。 現在のネット環境がかなり低速で、 SDO衛星の動画を見ることができず、 詳しい分析ができないのが残念です。 今日は、こちらの観測所の食堂で食べている昼食を紹介します。 ここの食堂の料理は、肉や魚のスープと、 穀物(何でしょう?)、ジャガイモ、マカロニなどの一皿 というのが定番です。 味は良くて、毎日楽しみに食べています。 今日はこれから空港へ移動して、日本へ向かいますが、 台風が接近しているとのことで、 帰国もですが、その後の鹿児島行きの飛行機が心配です。 (c) 高坂雄一氏 高坂雄一さんによりイエローナイフで撮影されたオーロラと流星。9月10日 (c) 高坂雄一氏 カムチャッカ・パラツンカの観測所のある日の昼食。 (c) 宇宙天気ニュース カムチャッカ・パラツンカの観測所の食堂。 (c) 宇宙天気ニュース カムチャッカ・パラツンカの観測所のある日の昼食。 (c) 宇宙天気ニュース カムチャッカ・パラツンカの観測所のある日の昼食。 (c) 宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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