宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 9/ 9 04:41 更新 太陽風は400km/秒近くで安定しています。太陽も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、400km/秒を少し割るくらいの速度で安定しています。 磁場強度は、少し弱めの3nTで落ち着いています。 昨日のニュースで書いたように、 太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる、 セクター境界が来ています。 27日周期の図を見ると、「T」から「A」に変わっています。 磁気圏は穏やかな状態が続いています。 AE指数の図は、中央に600nTの変化が一度起きているだけです。 27日周期の図で、太陽風の前周期の変化を見ると、 今日、明日のうちに再びセクターの切り替わりが発生しそうです。 速度はしばらく穏やかに推移しそうですが、 3日くらい経つとコロナホールの影響で、速度が上がりそうです。 SDO衛星AIA193を見ると、コロナホールの先頭(右端)は、 太陽の中心線に達しようとしています。 太陽では、南東の1838黒点群で、 Bクラスの小さい活動が発生した様です。 その他に目立った変化はなく、 全体としては穏やかな状態が続いています。 今日は、ウラジオストック国際空港で書いています。 現地の午前1時半に到着して、 カムチャッカへの乗り継ぎ便が7時半なので、 そのままターミナルで夜明かしをしています。 空港の建物は、一昨年に来た時とは違う場所に新しく作られていて、 広くてきれいです。 夜中は店も閉まってしまい何もありませんが、 (徹夜ですが)楽に夜明かしをすることができました。 日本ではまだ早朝ですが、可能なうちに記事を更新しておきます。 これからカムチャッカです。 (c) 宇宙天気ニュース ウラジオストック国際空港の内側。乗り継ぎのため夜明かし中です。 (c) 宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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