宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 9/ 8 14:36 更新 太陽風は平均的な速度で穏やかです。磁気圏も静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、350km/秒から390km/秒に少し上がって、 平均的な速度に戻っています。 磁場強度は、5nTで安定していましたが、 今朝になって少し変化して、2nT近くに下がっています。 これは、太陽風磁場のセクター境界に差しかかっている様です。 27日周期の図を見ると、ちょうど27日前の8月12日に、 「T」から「A」に切り替わっています。 前周期の太陽風は、この後磁場が南寄りに振れて、 磁気圏の活動をやや強める変化を起こしています。 今回はどうなるでしょうか。 現在の磁気圏は静穏です。 AE指数は、全く変化していません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 北東(左上)のコロナホールは、太陽の中心線に近づいています。 ここの影響がやって来るのは、4日くらい先です。 太陽も穏やかです。 X線のグラフには、目立った変化はありません。 太陽の東側の1838黒点群は、小さい点が見えているだけです。 久しぶりに無黒点の太陽になるかもしれません。 羽田空港で記事を書いています。 空港のWi-Fiを使っているのですが、かなり混雑している様で、 詳しいデータを見ることができません・・・ これから成田に移動して、ウラジオストックへ飛びます。 カムチャッカに着くのは明日の昼で、 明日の更新は時間的に厳しそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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