宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 9/ 3 11:47 更新 太陽風は平均的な状態に戻っています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュース以降はゆっくりと下がり、 今日の未明には400km/秒と平均的な速さに戻りました。 また、磁場強度は5nTで安定しています。 太陽風磁場の南北成分は、 昨日いっぱいは南寄りの傾向が続きました。 このため、AE指数は700〜1000nTの 中規模の変化が数回発生していて、 磁気圏はある程度活発だった様です。 その後、磁場の方向は北寄りに変わり、 現在のAE指数は変化が小さくなっています。 27日周期の図を見ると、 太陽風磁場の大まかな方向が切り替わるセクター境界に 差し掛かっているのかもしれません。 太陽風の速度は落ち着きましたが、 SDO衛星AIA193の太陽の中心の右下には、 小さいコロナホールがあります。 ここからの影響が、明日以降ある程度見られるかもしれません。 太陽は、中央の南側に現れた黒点に、 1837群と番号が付きました。 フレアの活動は特になく、穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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