宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 9/ 2 12:52 更新 太陽風は500km/秒台に上がっています。8月の黒点数は66でした。 担当 篠原 SIDCより、8月の黒点相対数が発表されました。 それによると、8月の平均値は66.0でした。 過去2ヶ月が、52、57だったので、少し上がっています。 1枚目の図に、約30年の長期変化を掲載します。 最後の点は少しだけ上がっていますが、 全体を見ると、第24期の低い極大が現在も続いている状況です。 太陽風は、昨日の午後、1日15時(世界時1日6時)頃に、 450km/秒から550km/秒へ更に上昇しました。 500km/秒台の高速風は半日ほど続きましたが、 今朝、一旦450km/秒に下がり、 先ほどから再び500km/秒に上がっています。 27日周期の図で前周期のグラフを見ると、 この期間は、高速風が続いています。 この速度の変化が、形を変えながら残っている様です。 太陽風磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いています。 この影響で、AE指数は500nT前後の変動が続いています。 この中の、世界時1日22時頃のオーロラの様子を、 昭和基地の全天カメラの動画でご覧下さい。 波打つようなオーロラの光が空を横切る瞬間は、見応えがあります。 太陽は、西側(右側)の1834黒点群で C1.7の小規模フレアが起きた程度で、穏やかです。 中央部の南側に小さい黒点が現れています。 太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:SIDC、作図:宇宙天気ニュース 南極の昭和基地で全天カメラにより撮影されたオーロラの様子。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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