宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:09)
昨日、C8.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/31 --- ---
8/30 10:58 C8.3
8/29 --- ---

黒点  8/31 (NOAA)
磁場 フレア
1834 17 β ---
1835 10 β ---
1836 5 β C8

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:56 403 -2.3
-2 h 406 -7.5
-4 h 398 -1.5
-6 h 396 -2.4
-8 h 422 -2.9
-10 h 415 -1.6
-12 h 400 +2.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
8/31 0.3 3x10^2
8/30 0.3 3x10^2
8/29 0.3 2x10^2
8/28 0.5 3x10^3
8/27 0.4 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 8/26 09:58 太陽風は400km/秒と平均的な状態です。太陽も静穏です。
2013/ 8/27 10:25 太陽風は低速の風になっています。太陽の活動も静かです。
2013/ 8/28 12:05 太陽風磁場の強まりにより、オーロラの活動が強まっています。
2013/ 8/29 13:29 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽も静かです。
2013/ 8/30 17:38 C8.3のフレアが発生しました。太陽風は低速ですが、高速風が近づいているかもしれません。
最新のニュース

2013/ 8/31 10:09 更新
太陽風磁場がやや強まっています。昨日のC8フレアの様子をどうぞ。

担当 篠原

昨日、30日11時(世界時30日2時)に、
1836黒点群で発生したC8.3小規模フレアの様子を、
GOES衛星X線カメラの動画で紹介します。
太陽の左側が急に明るくなり、
その明るさが長い時間残っています。

Cクラス後半以上のフレアは、
8月17日のM1以来で、半月ぶりのことです。

このフレアに伴って、CMEも発生しています。
SOHO衛星のLASCO C3を見ると、
白いガスは、太陽全体を包むように広がっています。
このため、地球にも影響がやって来るかもしれません。
3日後くらいと考えると、
明後日、9月2日くらいでしょうか。


太陽風は、昨夜から磁場強度が上がって、
10nTに強まっています。
速度も少し上がって400km/秒になっていますが、
平均的な値で、今のところそのまま安定しています。

更に上がって高速風になるのか、ここまでなのか、
磁場強度の変化と併せて注目してください。

太陽風磁場が強まった頃から、
磁場の南北成分が南寄りに変わり、
磁気圏の活動がやや強まっています。
AE指数は、300から500nTの変化が続いています。

太陽風の変化が強まると、
磁気圏の活動も一層高まる可能性があります。



小中学生向けの宇宙天気教室を行うため、
水曜日から大磯に来ていました。
この数日、更新が不安定になったのはこのためです。
簡単なお話と水ロケットを作る会です。
暑かったけれど楽しい会でした。



C8.3の小規模フレア。
(c) NOAA/SWPC


C8.3フレアに伴って発生したCME。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。