宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 8/29 13:29 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽も静かです。 担当 篠原 太陽風の速度の高まりは、 昨日の昼の480km/秒が最高で、 その後はゆっくりと下がって、 現在は400km/秒と平均的な速さに戻っています。 速度の変化は小規模で、1日程度で終わった様です。 太陽風の磁場強度も、 3nTに下がって安定しています。 太陽風は穏やかになっています。 太陽風磁場の南北成分は、 北向きと南向きにゆっくりと変化しています。 しかし、振れ幅が小さいので、磁気圏への影響は弱く、 AE指数は度々変化していますが、 300nTから500nTと小規模です。 その変化のひとつとして、 南極の昭和基地のオーロラ写真を掲載します。 昨日のオーロラと比べると、 地平線の近くに小さく寄っていて、 緑色の光だけが見えているだけです。 SDO衛星のAIA193では、 北半球のコロナホールは西側へ移動して、 影響が始まるタイミングに近づいています。 また改めて、高速の太陽風が始まるのではないでしょうか。 太陽は、フレアの活動はなく、 穏やかな状態が続いています。 (c) 国立極地研究所 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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