宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (17:38)
今日、C8.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/30 10:58 C8.3
8/29 --- ---
8/28 --- ---

黒点  8/30 (NOAA)
磁場 フレア
1834 15 β ---
1835 7 β ---
1836 3 α C8

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
17:28 344 +5.7
-2 h 339 -0.9
-4 h 345 +0.8
-6 h 344 +2.3
-8 h 357 +2.9
-10 h 351 +1.0
-12 h 358 +1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
17:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
8/30 0.3 3x10^2
8/29 0.3 2x10^2
8/28 0.5 3x10^3
8/27 0.4 5x10^3
8/26 0.4 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 8/25 13:32 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽も静かです。
2013/ 8/26 09:58 太陽風は400km/秒と平均的な状態です。太陽も静穏です。
2013/ 8/27 10:25 太陽風は低速の風になっています。太陽の活動も静かです。
2013/ 8/28 12:05 太陽風磁場の強まりにより、オーロラの活動が強まっています。
2013/ 8/29 13:29 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽も静かです。
最新のニュース

2013/ 8/30 17:38 更新
C8.3のフレアが発生しました。太陽風は低速ですが、高速風が近づいているかもしれません。

担当 篠原

昨日の朝、29日9時(世界時29日0時)頃から、
太陽の南半球側で、フィラメントの噴出が発生しています。
SDO衛星のAIA304の動画を見て下さい。
太陽を大きくまたぐ黒い筋が、
ゆっくりと噴き上がっています。

飛び出したガスは、
CMEとして太陽の南へ向かって噴出しています。
この噴出の様子では、地球への影響は小さそうです。

また、30日11時(世界時30日2時)に、
太陽の東側の1836黒点群で、
C8.3の小規模フレアが発生しています。

X線グラフが長時間変化するフレアで、
SOHO衛星のLASCO C3によると、
CMEも発生しています。
地球への影響もありそうですが、
続きの写真はどうなっているでしょうか。


太陽風は、350km/秒と低速になっています。
磁場強度は5nTと平均的な値で安定しています。

太陽風は今のところ穏やかですが、
高速風が近づいている可能性があります。
ACEのデータの最後で、
磁場強度が少し強まっていますが、
このまま強まれば、高速風の始まりになりそうです。

磁気圏の活動は静かです。
AE指数は、全く変化していません。



太陽の南で、フィラメント噴出が発生しました。
(c) SDO (NASA)


フィラメントの噴出により、CMEが発生しています。
(c) SOHO (ESA & NASA)


C8.3の小規模フレア。
(c) SDO (NASA)


C8.3フレアに伴って発生したCME
(c) SOHO (ESA & NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。