宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2013/ 8/28 12:05 更新 太陽風磁場の強まりにより、オーロラの活動が強まっています。 担当 篠原 一足早く、太陽風の乱れがやって来ました。 昨日のニュースの後も、 太陽風の磁場強度は次第に強まり、 28日2時(世界時27日17時)に、15nTへ達しました。 その後は、10nTと強まった状態が8時間ほど続き、 現在はまた下がって、5nTと平均的な値に戻っています。 磁場強度の強まりとともに、 太陽風の速度も高まっています。 350km/秒の低速風から、 グラフの最後では470km/秒とやや高速の風に上がっています。 磁場が強まっていた間、 南北成分は南寄りで変化していました。 磁場が最も強まった頃には、 -10nTまで南向きに強まっています。 このため、磁気圏の活動も強まって、 AE指数は、500nTから1000nTの中規模の変動が続いています。 その中の、世界時27日18時に撮影された、 昭和基地のオーロラを紹介します。 緑色と赤色の明るいオーロラが、 空を横切って輝いています。 今日は動画を掲載できないのが残念です。 27日周期の図を見ると、 今回の太陽風の乱れは、前周期にはありませんでした。 SDO衛星AIA193のコロナホールとのつながりなど、 この後の変化に注目してください。 太陽は、目立った変化はなく穏やかです。 南極の昭和基地で、世界時27日18時に撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |