宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 8/27 10:25 更新 太陽風は低速の風になっています。太陽の活動も静かです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から350km/秒へ更に下がり、 低速の風になっています。 磁場強度は、3nTから5nTに上がっていますが、 平均的な値に戻った程度です。 一方、南北成分は南向きに振れた状態が続いています。 現在は、-3nTと強くはありませんが、 磁場強度の強まりと一緒に上がっている感じです。 磁気圏では、小規模の活動が時々起きています。 AE指数は、300〜500nTの変化が起きています。 太陽風磁場の南向きが続けば、 こちらの変動も続くでしょう。 SDO衛星AIA193を見ると、 太陽の北半球の正面に 三角形をしたコロナホールが見えています。 ここからの影響で、 3日後の30日くらいに 高速の太陽風がやってくるかもしれません。 27日周期の図を見ると、 前周期は8月4日に高速風が始まっていて、 この27日後だと、31日になります。 今回はどのタイミングでやって来るでしょうか。 太陽は、X線のグラフに変化はなく、 とても静かです。 東端から、また新しい黒点群が現れています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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