宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 8/24 13:35 更新 高速の太陽風は続いています。小さい彗星が再び太陽に接近しています。 担当 篠原 8月20日のニュースで紹介したばかりですが、 また別の彗星が太陽に接近しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を見て下さい。 右下から小さい星がゆっくりと太陽に近づき、 やがて細い尾をひいて、太陽に向かって行きます。 最接近の後どうなったかは、この写真だけでは分かりません。 通り道も似ているので、前の彗星と同じグループなのでしょう。 4日の差で、連続してやって来ました。 太陽風は、500km/秒を少し割ったくらいの速度を保っていて、 通常よりも高速の風は続いています。 磁場強度は、5nTから、今朝になって一段強まり、 8nTに上がっています。 変化の様子から、CMEの影響が到来したのではないでしょうか。 磁場の南北成分は、前半は南寄りに推移していましたが、 磁場の強まり以降は、北向きに変わっています。 このため、オーロラの活動度を表すAE指数の変化は、 前半は500〜800nTと中規模の変化が起きていましたが、 後半は変化は弱くなっています。 CMEによる擾乱であれば、 この後に磁場の方向が大きく切り替わる可能性があります。 南向きに振れると、再び磁気圏の活動が強まるでしょう。 27日周期の図を見ると、太陽風速度の変化は、 前周期と似たようになっています。 そう考えると、速度の高い太陽風も今日までで、 明日以降は平均的な状態にもどりそうです。 太陽は、C1の小さいフレアが3回ほど発生しているだけで、 活動度は弱まっています。 黒点も、目立った群は西へ去り、 太陽面はだんだん寂しくなっています。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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